AVIATION ASSETS

陸上航空(陸上自衛隊航空科職種)の教育訓練、運用、装備、安全等に関連する米軍情報の発信源

AR 385-10 The Army Safety Program

米陸軍の安全管理規則です。航空事故の区分(Accident and incident classes)が規定されています。

【部分訳】

3-1 序 論

この章では、速報、調査、報告及び調査報告、および陸軍事故及び不安全に関する報告書の提出の方針と手順を示す。

3-2 方 針

陸軍の方針は、同種事案の発生を防止するため、軍の事故を調査し、報告することにある。すべての軍の事故は、この規則、DA Pam385-40、USACRC(米陸軍コンバット・レディネス・センター)利用及び準備ガイド、及びその他のUSACRC作成の事故調査及び報告ツールの要件に従って調査し、報告(この規則に規定される速報を含む)し、分析しなければならない。

3-3 陸軍事故

陸軍事故とは、以下の1つ以上の結果をもたらした計画外の事象又は一連の事象をいう。

a 陸軍の軍人又は軍属への公務上の傷

b 課業中の陸軍軍属の負傷

c 課業中又は課業外の陸軍軍人の負傷

d 陸軍の財産の損害

e 公的又は私的財産への損傷、又は陸軍の運用(陸軍が事故に因果関係がある場合)に起因する陸軍以外の人員の負傷又は病気

3-4 事故及び不安全の区分

事故の区分は、適切な調査と報告の手順を決定するために用いる。事故区分は、次のとおり。

a クラスA事故

200万ドル以上の財産への損害、陸軍航空機の破壊、遺失又は放棄、若しくは死亡又は完全な身体障害に至る傷害又は疾病をもたらした陸軍の事故。無人航空機システム(UAS)事故は、UASを修理または交換するための費用に基づいて分類されることに注意すること。UASの破壊、遺失又は放棄は、交換又は修理費用が200万ドル以上でなければ、クラスAの事故を構成するものではない。

b クラスB事故

50万ドル以上、200万ドル未満の財産への損害、永久/部分的な身体障害に至る傷害又は疾病、一度に3人以上の入院をもたらした陸軍の事故

c クラスC事故

5万ドル以上、50万ドル未満の財産への損害、非致死傷害又は疾病による1日以上の業務又は訓練の休業(クラスA又はBの定義を満たすものを除く)をもたらした陸軍の事故

d クラスD事故

2千ドル以上、5万ドル未満の財産への損害、非致死傷害又は疾病による業務の制限、他の職務への移動、応急処置以上の治療、他の人員の血液その他の感染性物質による刺傷・切傷、OSHA規格により要求される医学的監視、職業性難聴、職業に関係する結核症例をもたらした陸軍の事故

e クラスE航空事故

2千ドル未満の財産への損害をもたらした陸軍の事故

f クラスF航空事故

記録する不安全は、回避不可能な内部又は外部のFODのみによる航空機用タービン・エンジンの損傷(搭載済みの航空機用APUを含まない)に限定する。これらの不安全は、DAフォーム2397-AB(省略航空事故報告書)を使用して報告するものとする。

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発行:Headquarters Department of the Army, November 2013
翻訳:影本賢治, アビエーション・アセット
備考:米陸軍が公開しているファイルへのリンクは、こちらです。

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