AA Products: マークダウン↔アウトライン変換マクロ(ワードVBA)
姉妹サイトの「VBAアセット」で公開しているWord用マクロです。VBAを使って、マークダウンで書かれた文章をアウトラインに変換したり、それを戻したりできます。また、スタイルとアウトラインを使った書式の設定も自動で行います。
Ctrl+Shift+Mを押すと公用文書に合わせた書式とアウトラインが設定されます。
こういう感じに「#」を使って見出しレベルを指定(マークダウンと呼ばれる表記法です)した状態でCtrl+Shift+>を押すと、

こういうように自動的にアウトラインとスタイルを設定してくれます。(Ctrl+Shift+<を押すと元に戻ります。)

見出しは「第1」から始まりますので、陸上自衛隊のように「1」から始める場合は、「##」からマークダウンを開始してください。
細部については、こちらのサイトでご確認ください。
ご利用にあたっては、次のことにご注意下さい。
- 本サイトに存在する情報が正しいものであるという保証はありません。
- 本サイトからダウンロードできるソフトウェアが正常に動作するという保証はありません。
- 本サイトでは質問を受け付けていますが、それに対して、正しい回答ができるという保証はありません。
発行:Aviation Assets 2021年01月
アクセス回数:1,456
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8件のコメント
アルバイト先の法律事務所用に作ったマクロですが、「現役の頃に使えれば、便利だったろうな」と思うので公開します。
長文の兵站計画なんかを作る時に、エディタで起案して、ワードで印刷するようにすれば、もっとサクサクと仕事が進んだかも知れません。
(仕事が進まなかった原因は、そこではなかった気もしますが...)
Ver.2.00にアップデートしました。
主な変更箇所は、次のとおりです。
・マークダウン記号が入力されていない場合でもスタイルとアウトラインを設定するように変更
・最初の見出し番号を「第1」または「1」から選択可能に変更
・行頭に空白が入力されている行以降は処理を行わない設定を追加
・見出し番号の開始番号を変更した場合にインデントの設定が解除される不具合を修正
各プロシージャの細部説明を記事から削除し、サンプルファイル内のコードにコメントとして追加しました。
これに伴い、バージョンを2.00から2.01に変更しました。
(マクロの機能には、変更ありません。)
値の共有方法をモジュールレベル変数によるものから引数によるものに変更しました。(エラーが発生する場合があったため)
バージョンを2.10に変更しました。
最初の見出し番号を「第1」としたままでも、「1」から開始できるようにするため、2番目以降の見出しからマークダウンの入力を開始した場合(例:#ではなく##で入力を開始した場合)には、アウトラインに変換した際にインデントの自動補正を行うようにしました。バージョンを2.20に変更しました。
「スタイルおよびアウトライン設定」、「マークダウン表示」および「アウトライン表示」の各マクロを別々のコマンドで実行するように変更しました。
各段落にスタイルが設定されていないバグがありましたので修正しました。
インデントの自動補正機能で補完できるため「最初の見出し番号」のオプションを削除しました。
書式が乱れる場合があるため、スタイルが設定されていない場合は、変換を行わないように修正しました。
表題をVBAアセットに合わせて変更しました。