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ビッグアスファン社のランプとファンによる作業環境の改善

快適でエネルギー効率の良い格納庫を目指して

アレックス・リゼン

ノースカロライナ州モリスビルの格納庫に取り付けられたビッグアスファン社製のパワーフォイルXシリーズ低速大容量フアンとLEDライトの下で作業を行うノースカロライナ州兵

ノースカロライナ州モリスビルのノースカロライナ州兵の格納庫は、ローリー・ダーラム国際空港のローリー側境界のすぐ外側にある。そこでは、州が保有する軍用ヘリコプターの整備・修理が行なわれている。ノースカロライナ州兵エネルギー管理者であるマシュー・ドプソンは、この施設が持つ問題点を改善しなければならないと考えていた。それは、格納庫に備えられてるメタルハイドランプでは光量が不足していること、および夏季における庫内温度が華氏90度台(摂氏32度以上)まで上昇することであった。

照度の不足および庫内温度の上昇

カロライナ州の厳しい夏の暑さに、空港の滑走路によるヒートアイランドが加わると、空調設備のない格納庫はどんな状態になるであろうか? それは、2万5000平方フィート(約2323平方メートル)の竈(かまど)になるのである。小型のポータブル扇風機が設置されていたが、何の役にも立っていなかった。整備員たちは、暑さによる作業能率の低下を余儀なくされるだけではなく、したたる汗で工具から手を滑らせたり、視界が遮られたり、繊細な電子システムを損傷させてしまったりする危険性をも抱えていた。また、メタルハライドランプの明かりだけでは、洞窟のような格納庫を十分に明るくすることができていなかった。その旧式のランプでは、光度が不足しており、ウォームアップ時間が長く、最新のLEDライトに比べるとエネルギーの無駄が多かった。整備員たちは、電気スタンドを使って明かりを補っていたが、床面を這い回る電源コードが歩行の妨げになっていた。「格納庫をもっと明るくして、なおかつ、エネルギー消費量を減らしたかったのです」とドブソンは言った。「このため、すべての電灯をLEDライトに 取り換えることにしました」

ビッグアスファン社製品の採用

見本市でビッグアスファン社の製品を見たことがあったドブソンは、同社にハイベイLEDライトの試用を申し込んだ。従来のハライドランプと並べて点灯させてみると、このLEDライトがいかにすぐれているかを確認することができた。「ビッグアスファン社のライトは、従来のランプよりも明るく、かつ、光質も優れていました」とドブソンは語った。そして、「それだけではなく、頑丈で、長持ちしそうでした」と付け加えた。機体を下側から見上げることが多い整備員たちにとって、眩しさを感じさせない光質も重要なポイントだった。会計規則上、電灯とファンは、別々に入札を行う必要があったが、どちらについてもビッグアスファン社の提案が最も優れているように思われた。格納庫全体にファンの風と電灯の光を行き渡らせるため、特注のファンを設計し、電灯のレイアウトを調整したビッグアスファン社は、予想どおり、その双方を落札したのであった。

申し分のない効果

ドブソンは、ライトとファンの設置をビッグアスファン社の認定業者に委託した。設置に際して考慮したのは、整備業務への影響を最小限にすることであった。「業務の中断は、不要でした。その日に作業する区画以外の格納庫では、整備作業を継続することができたのです。それは、非常にありがたいことでした」格納庫の天井には、2万6000ルーメンの明るさをもつ62個のハイベイLEDライトが設置された。屋外通路の壁面には、それよりも少し明るさを抑えた1万500ルーメンのハイベイLEDライトが15個設置された。また、格納庫内の空気を循環させるため、4つのパワーフォイルXシリーズのファンが設置された。「作業員たちは、より快適に、より楽しく勤務できるようになりました」とドブソンは言った。「それは、生産性の向上にも役立っています」頭上に取り付けられたファンにより、真夏でも十分な冷風が供給されるようになった。ポータブル扇風機は不要になり、アパッチやチヌークなどの機体の上でも汗だくになることがなくなった。

通年の効果

ビッグアスファン社のファンとライトは、格納庫を涼しく、明るくかつ清潔にし、整備作業の環境を改善して、整備員の士気を向上させてくれた。また、消費エネルギーを30%削減し、1か月あたりの格納庫維持費を700ドルも節約することができた。冬季においても、パワーフォイルXファンを格納庫のサーキュレーターとして活用する予定である。暖房設備を使用した際に、高さ50フィート(約15メートル)もある格納庫の天井に溜まる膨大な量の暖気を撹拌(かくはん)すれば、夏季以上のエネルギー節減が図れるものと期待している。

アレックス・リゼンは、ケンタッキー州レキシントンに本社を置くビッグアスファン社の広報部長である。

                               

出典:ARMY AVIATION, Army Aviation Association of America 2019年12月

翻訳:影本賢治, アビエーション・アセット管理人

備考:本記事の翻訳・掲載については、出典元の承認を得ています。

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2件のコメント

  1. 管理人 より:

    業計要望のネタにいかがでしょうか?

  2. 管理人 より:

    2020年8月2日放送の「がっちりマンデー」でも、紹介されました。
    https://matomedane.jp/candy/page/57668