ブレーキドラムを特殊工具なしで外す
ブレーキ交換のヤマ場
ママチャリの後輪ブレーキ(バンドブレーキやサーボブレーキ)を交換する際の最大の難関は、ブレーキドラムの取り外しです。
特殊工具を使えばなんのことはないのですが、おそらく一生に一度の作業のために、ブレーキ本体の何倍もする「ドラム抜き」と呼ばれる特殊工具(OH-6のオーバー・ランニング・クラッチの油量点検の際にフランジを保持する特殊工具みたいなやつ。どう考えても、他に使い道はない)を買うのはもったいないです。
加えて、日頃、「俺は何でもできる」とイキガッているのに、こんな時だけ自転車屋さんに頭を下げるのも、できれば避けたいですよね。
同じように考える人も多いみたいで、ネット上には工具を自作している方が何人も投稿されています。
私のやり方
いろいろと試行錯誤したのですが、最終的にはこのようにして外しました。
分かりますか?
まずは、写真右側のように、古い本体を再取り付けした状態で、赤矢印の部分に、本体の外側からドラムを貫通するまでドリルで穴を開けて、タッピングスクリュをねじ込みます。(写真のスクリュが斜めになっているのは、叩いた後に撮影したためです。まっすぐにねじ込んでね!)
後は写真左側のようにハンマーでぶっ叩くだけ。(反時計方向。ブレーキを掛けた時に締まるようになっていますので、その逆です。間違えないでね!)
おすすめです!(何と言っても、ほぼ無料。ただし、外したブレーキの再利用は不可能です。)
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1件のコメント
最後の最後にハブナットを締めすぎて、ねじ切ってしまい、自転車屋さんでナットを買う羽目になりました。結局、自転車屋さんのお世話になっちゃいました。