第2種電気工事士に合格しました
自衛隊の定年を機に、幾つかの資格にチャレンジしましたが、そのうちのひとつが第2種電気工事士です。なんでも自分でやるのが好きな私ですが、電気工事は資格がなければできないことになっているので取得することにしました。
受験準備
受験準備に必要なものは、「教科書」と「工具」と「材料」です。私は、すべてアマゾンで揃えました。
まず教科書ですが、「すいーっと合格」の筆記試験と技能試験を使いました。写真がふんだんに使われていますので、私のように実務経験がなく独学で準備する人にはうってつけの教科書です。この教科書だけで必ず合格できると思います。ただし、「なぜ、そうなるのか?」という説明がちょっと足りなく感じます。必要に応じて、ネットなどを検索して補う必要があります。
ぜんぶ絵で見て覚える 第2種電気工事士 学科試験 すい~っと合格
ぜんぶ絵で見て覚える 第2種電気工事士 技能試験 すい~っと合格
筆記試験合格後に必要なのは工具です。最初は、ホーム・センターで安いものを揃えようと思ったのですが、なにぶんにも実務経験がないので、どれを買ってよいか見当が付きませんでした。そこで購入したのが、ホーザンの技能試験工具セットです。これだけで、受験に必要な工具がすべてセットになっています。ワイヤー・ストリッパーが必要かどうかは人によると思いますが、自分の場合はこれが無いと無理です。なお、受験時に机に張り付けて使用するメジャーがおまけに入っていたのですが、これが非常に使いやすかったです。電線の長さは許容範囲が広いので、教科書に書いてあるように手の大きさで測っても良いのですが、「これ位かな?」などと迷っている暇があるならば、メジャーで測ってしまう方が時間の節約になります。(実務向けの技ではありませんが...)
ホーザン(HOZAN) 電気工事士技能試験工具セット 基本工具一式+P-958VVFストリッパー+候補問題全13問の解説動画付ハンドブック DK-28
そして、技能試験の準備に欠かせないのが材料です。ホームセンターで買えないものもあるので、アマゾンでセットを購入しました。2回分のケーブルをセットにしたものもありますが、1回分で十分でした。(2回目の練習は、ケーブルを再利用して行いました。)
電気工事士 2種 技能試験セット 【1回練習分】(電線、器具) 【全13問対応】
受験
私なりの受験のコツを紹介します。まず、すべての試験に共通することですが、席に着いたら隣の受験者に挨拶することです。「どこから来たの?」「がんばってね」なんて会話をしておけば、何となく安心できて、落ち着いて試験に臨めます。(おじさん受験者ならではの、技かも知れませんが...)
筆記試験については、「計算問題を先に解く」ということです。焦ってしまうと間違えやすいので、時間の余裕があるうちに解いてしまった方が良いと思います。
技能試験については、「ゴミを気にしない」ということです。ケーブルの切りくずなどをいちいち(ただでさえ狭い)机の上に置いたゴミ袋(試験用材料と一緒に配布されます)に入れていたのでは、時間のロスになります。私の場合は足元にゴミ袋を置いて、力の入りやすい胸の前でケーブルの切断などを行って、切りくずはそのまま下に落すようにしました。ほとんどがビニール袋に入らずに床に落ちてしまいましたが、かなりの時間を節約できたと思います。(試験終了後、ちゃんと拾ってビニール袋に入れました。)また、練習では出来上がった配線の「チェック要領」も決めておくことが重要です。配線が出来上がった後の時間に、優先順位を適切にして漏れずにチェックできるようにしておけば、万が一誤りがあっても修正できると思います。
あとは、教科書に書かれている注意事項をしっかりと読んでおけば大丈夫です。準備さえしっかりとやれば必ず合格できる試験だと思います。がんばってください。
発行:Aviation Assets
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