陸自V-22最前線
JWings 2023年4月号に「陸自V-22最前線」が掲載されました。
2022年12月16日に木更津駐屯地の輸送航空隊を取材し、陸自オスプレイへの搭乗、機体の細部確認、輸送航空隊長や最先任へのインタビューを行うことができました。取材には、カメラマンの鈴崎利治さん、動画カメラマンの大島孝夫さん、JWings編集長の大谷憲孝さん、元編集長の侘美雅士さんにも同行していただき、万全の体制で臨むことができました。
また、12月21日に佐賀市で行われた「国防講演会」にも参加し、梨木水陸機動団長の講演も取材することができました。会を主催した「オスプレイ誘致推進佐賀県民会議」の村岡康孝さんからは、写真をご提供いただきました。
佐賀空港へのオスプレイの配備をめぐっては、いまだに後ろ向きな報道が目立ちます。そんな中、暫定配備先の木更津駐屯地でオスプレイの戦力化に向け真剣に努力する隊員たちの姿と、オスプレイの素晴らしい性能と、それを使って南西諸島を守り抜こうとする水陸機動団の願いを、少しでも多くの方に伝えたい、そんな気持ちで書いた記事です。現役の時にオスプレイの導入に関わってきた私にとって、退職後もずっと続けてきた「オスプレイ応援人生」の集大成です。「身内びいき」という批判は、甘んじて受ける覚悟です。
ようやく日本の空を羽ばたき始めた陸自オスプレイ。佐賀空港への配備など、その運用に必要な環境が速やかに整えられ、その戦力化が引き続き進められ、水陸機動団などによる抑止力が強まり、結果的に「オスプレイがあって良かった」という事態が起きないことを願っています。
⇩ ご購入はこちらから
発行:Aviation Assets, 2023年02月
アクセス回数:572