FARP(弾薬燃料再補給点)からAFAR(弾薬燃料再補給区域)への道
陸軍航空においては、従来の弾薬燃料再補給点(FARP, Forward Arming and Refueling Point)に代わって、その派生型である弾薬燃料再補給区域(AFAR, Area for Forward Arming and Refueling)が急速に普及しつつある。陸軍航空の運用焦点がLSCO(Large-Scale Combat Operations, 大規模戦闘作戦)に移行する中、大きな課題となっているのが残存性と兵站である。敵の探知や精密火力により従来のFARPが脆弱性を増すにしたがって、より機敏な代替案が必要とされるようになった。
AFARは、FLOT(Forward Line of Own Troops, 前方展開線)の近くでの迅速かつ秘匿された給油を可能にすることにより、この問題を解決しようとするものである。ナショナル・トレーニング・センター(National Training Center, NTC)のイーグル・チームは、隠蔽された場所に燃料トラックを配置して、複数のAFARを設置するベスト・プラクティスを視察した。航空機が進入すると、燃料トラックが迅速に接近し、給油を実施し、直ちに離脱する。この新しい機敏なTTP(Tactic, Technique, and Procedure, 戦術・技術・手順)は、残存性の向上と作戦範囲の拡大をもたらそうとしている。これにより、リスクを最小化した安全なAFAR作戦が可能となるのである。
この記事は、AFARを航空作戦に統合するために必要な問題点の把握、安全上の考慮事項、訓練戦略、および計画手法について考察するものである。
現代の作戦環境における課題
現代の作戦環境(OE, Operational Environment)においては、「我と同等の能力を有する敵が、我の作戦環境を形成し、戦闘力を集中・維持する能力を妨害するために、多種多様な行動、活動および能力を用いる」(陸軍省、2022年、2-9ページ)。敵が我が陸軍航空の戦闘力の維持を妨げるための簡単な方法は、我々のFARPを迅速かつ徹底的に排除することである。
航空部隊が戦場に展開する場合の縦深(師団の後方地域またはそれ以遠)を考慮すると、攻撃機および輸送機はFLOTに到達するまでに150〜200km以上を移動する必要がある。迅速に再給油できる能力がなければ、航空部隊は戦力の限界点に達し、戦闘力を集中させることができない。

ウクライナでの紛争においては、ドローンによる持続的な監視により、後方支援拠点の探知から数分以内で精密攻撃が行われた。固定された燃料供給ラインや人目につきやすい装備を用いてきた従来のFARPは、長距離火力および情報・監視・偵察(ISR, Intelligence, Surveillance, and Reconnaissance)能力を有する敵の格好の標的となる。AFARは、地形を利用して隠蔽し、迅速に移動することで、このリスクを軽減しようとするものである。
AFARにおいては、すべての車両や装備が隠蔽された場所に配置される。それらは、航空任務指揮官が担当士官(OIC, Officer-in-Charge)/担当下士官(NCOIC, Noncommissioned OIC)に燃料および弾薬を再補給する航空機が進入中であることを通知するまで、隠蔽された状態に保たれる。これは、我の航空機や装備が敵に探知され、その標的になることを防止する。AFARは、兵站要員の残存性を高めると同時に、航空作戦の限界点を延伸できるのである。
ただし、戦闘におけるすべての新しいTTPがそうであるように、AFARを適切に運用するためには、集中的な訓練によるリスクの軽減が欠かせない。
安全意識
AFARにおいても、他の新しいコンセプトと同様に、訓練および作戦実施の全体を通じた安全対策の徹底が求められる。陸軍における部隊内の人員の交代率を考慮し、AFARの手順を定期的に訓練し、その練度を維持しなければならない。現在の陸軍教範、特にATP 3-04.17「Techniques for Forward Arming and Refueling Points」(陸軍省、2018年)およびATP 3-04.1「Aviation Tactical Employment」(陸軍省、2020年)には、AFAR作戦を実施するために必要な技術や手順が記述されていない。
AFARのような新しいコンセプトにおいて洗練されたベスト・プラクティスを確立するためには、部隊訓練における実証が不可欠である。そのうえで、そこから得られた教訓を戦術SOPおよび部隊SOPに組み込まなければならない。このことは、AFAR作戦の実施要領を確立し、洗練させるための基礎を築き、将来の教範に情報を提供する標準的なTTPの開発につながるであろう。
AFAR作戦の認証プロセス
AFAR作戦の実施において重要なのは、その認証プロセスである。ATP 3-04.17(陸軍省、2018年)にはFARP認証のサンプル・チェックリスト(付録C)が含まれているが、その多くの項目はAFARには適用できない。AFARの認証フレームワークは、FARPの検証の厳格さを維持しつつAFAR特有の考慮事項を加えた、構造化されたものでなければならない。
FARP認証チェックリスト、コールド・フューエル手順のための航空リソース・チェックリスト、AFAR特有の要求事項、ならびに当該部隊の要求事項および運用に応じた項目を盛り込んだ、新たなチェックリストの作成が必要である。
AFARの認証プロセスは任務や装備によって異なるため、それぞれの部隊のニーズに合わせたチェックリストが必要となる。例えば、AH-64アパッチ大隊では、ヘルファイア・ミサイル、ロケット弾、30mm弾などの弾薬の取り扱いに特別な考慮が必要となる。また、編隊を安全に配置し、航空機を安全な方向に向けるための標準化された方法を確立しなければならない。
AFARの認証プロセスは、通常のFARP手順よりも、合理化および簡素化されたものでなければならない。航空安全士官が作成した1ページのチェックリストを、訓練を受けた士官または下士官が完了させることで、安全かつ効率的な作戦を確実に実施できることが求められる。
乗客の安全と集合区域
従来のFARP活動では、安全を確保するため、搭乗者は降機して集合点まで移動する必要があった。この手順は、給油に伴う火災リスクに対処するためのものである。しかし、AFAR作戦においては、給油や再武装の時間が大幅に短縮される。高度に訓練されたクルーがいれば、航空機の到着から10分以内に完了するのも不可能ではない。
これに対し、給油を完了したUH-60への完全武装の兵士の再搭乗には、たとえよく訓練されたチームであっても3〜5分を要するのが通常である。CH-47チヌークの場合には、その2倍以上の時間を要する。降機および再搭乗に費やす時間は、航空機を10〜15分の間、不必要に暴露させることにつながる。これは、作戦を敵の探知に晒すことになる。
このため、搭乗者を搭乗させたまま航空機に給油するリスクと、AFARの占有を長引かせるリスクの比較検討が必要となる。これらのバランスを適切にすることが、暴露を最小限に抑え、部隊および任務へのリスクに対処する鍵となるのである。
夜間活動と地上安全に関する考慮事項
夜間および灯火管制下での車両操縦は、航空機の近くで燃料トラックを操縦する地上勤務員にとって重要なスキルとなる。戦闘航空旅団には、灯火管制下での車両操縦練度が低い隊員が少なくない。特にローターが回転している機体への燃料トラックの接近には、重大なリスクを伴う。
このリスクを軽減するためには、昼間から夜間の訓練へと移行しながら、基本的な操縦技量を段階的に向上させなければならない。その結果、完全な暗視ゴーグル条件でのAFAR作戦を行うために必要な練度と自信が構築される。もう一つの解決策は、航空機や人員へのリスクを最小化するため、燃料トラックの航空機への接近要領を再検討することである。
AFARは、低照度/夜間条件下で行われる可能性が高く、夜間能力の向上が不可欠である。昼夜を問わずAFAR作戦の有効性を確保するためには、この種の訓練の優先的かつ継続的な実施が必要である。

部隊間の通信と調整
あらゆる複雑な作戦、特にAFARのように入り組んだ作戦においては、通信の確保が不可欠である。多くの部隊は通信に課題を抱えており、それが作戦中のリスク増大につながっている。中隊、大隊、旅団レベルでの情報誤認や調整不足は、作戦を頓挫させ、安全を損なわせる。
AFARがまだ確立されていない新しいコンセプトであることを考慮すると、作戦の計画やフィードバック・ループに部隊を関与させることが欠かせない。訓練および初期の作戦試行中に得られた教訓は、文書化され、航空科職種全体で共有されるべきである。AFARコンセプトを反復可能で信頼性の高いプロセスにするためには、標準化されたTTPやSOPの開発が不可欠となるであろう。

運用
イーグル・チームの監察員およびコーチ/トレーナーは最近、将来の作戦に備えた手順を洗練・実践することを目的とした全般支援航空大隊(GSAB, General Support Aviation Battalion)によるAFAR訓練を視察した。重要な点は次のとおりである。
事前任務計画と調整
- 大隊のS-3(作戦士官)が任務要件、地点選定、タイミングを決定した
- S-4(後方支援士官)が、燃料と弾薬の必要量を含む兵站要件を評価した
- 前方支援中隊(FSC, Forward Support Company)の指揮官が実施計画を策定し、後方支援用資器材を調整した
- 連携を確保するため、パイロットと後方担当者の間で調整とリハーサルが繰り返された
AFARの展開と地点準備
現地に展開したAFARチームの最初の任務は、進入してくる航空機のための降着地域(LZ, Landing Zone)を確保することである。降着地域の標高は任務を安全に実施するための重要な考慮事項である。また、航空機からM978(重高機動戦術トラック、約9,500リットルの燃料を搭載できる)までの距離は、HEMTT航空給油システムやAAFARS(Advanced Aviation Forward Area Refueling System, 先進航空前方地域給油システム)を利用する従来のFARPのレイアウトよりもはるかに短くなる。
AFARチームは、徹底的な地点偵察を実施した後、夜間作戦で一般的に使用される視覚マーカーを使用して、航空機が安全に着陸できる場所のマーキングを開始する。その後は、航空機が到着するまで、M978を安全な場所に移動させて隠蔽する。AFAR作戦のこの段階は、通常、航空機到着の10〜30分前に行われる。
H時における実施事項
複数のM978をLZ内の異なる場所に配置しておくことで、航空機の着陸計画が変更された場合においても迅速な対応が可能となる。指揮統制(C2, Command and Control)班は、航空機が到着すると直ちに、地上の航空機までの移動が安全かつ最小限になるように、どの車両を利用するかを地上誘導員と調整する。給油完了後、それらの車両は指揮統制班と連携しつつ隠蔽位置に戻る。この段階は通常10〜20分間続き、AFARチームが離脱することで終了する。
訓練の進展
最近の全般支援航空大隊の訓練においては、AFAR作戦の有効性を実証する一方で、改善が必要な領域の存在を明らかにした。管理された環境での訓練には成功したが、夜間の車両移動、敵の脅威下での迅速な給油、航空部隊と兵站部隊間の調整などには課題もあり、周到かつ標準化された追加訓練の実施を必要としている。
体系的な指導が行われなければ、燃料取り扱いの誤り、弾薬の事故、灯火管制下での車両移動といった主要な作戦上のリスクが、作戦の成功を危うくする可能性がある。AFAR作戦を反復可能で信頼性の高い能力とし、すべての部隊レベルにおいて必要な練度を構築するためには、次のような段階的な訓練アプローチを採用するべきである。
第1段階:個人訓練 – AFARをフル・スペクトラム作戦に成功裏に統合させるため、各要員にAFAR固有のタスクを習得させる。地上クルーは、給油手順、灯火管制下での車両操縦、弾薬の取り扱いなどについて訓練し、各チームメンバーが基本を理解し、厳しい環境においても安全な活動を実施できるようにする。
第2段階:クルー認証 – AFARチームの結束力と効率性を高めるため、管理された環境での一連の行動を演練し、模擬戦闘条件下での調整、安全手順、実施を洗練させる。この段階は、各チームが大規模な訓練に統合される前に、AFAR作戦を安全かつ効率的に実施できることを確実にする。
第3段階:機能別訓練 – 最後に、大隊および旅団レベルの演習にAFAR作戦を組み込み、航空部隊と兵站部隊との相互運用性を検証する。この段階は、AFARがLSCOで効果を発揮できることを確認し、戦場での前方航空作戦を維持できるという自信を指揮官にもたらすことになる。
このような段階的な訓練を実施することで、AFAR作戦が単なる新しいコンセプトではなく、持続可能で標準化された能力であることが保証される。また、周到な訓練の実施は、作戦準備態勢を確立し、リスクを低減し、動的な環境においても地上部隊指揮官を支援できる航空部隊の育成につながるであろう。
各階層における計画
AFARは、兵站上の問題で作戦が継続不能になるのを防ぐため、飛行隊または大隊レベルにおける、全作戦プロセスを通じた、周到な取り組みを必要とする。
縦深はあらゆる作戦における重要な要素であり、ADP 3-90「Offense and defense」では、「作戦地域全体にわたる戦闘力の同時適用」と定義されている(陸軍省、2019年、4-2ページ)。FM 3-04「Army Aviation」はさらに、「縦深は、航空攻撃、空中機動、およびFARP/AFARの配置が、師団レベルの周到かつ反復的な考慮事項である場合に最もよく達成される」と述べている(陸軍省、2025年、15ページ)。
NTC(National Training Center, ナショナル・トレーニング・センター)では、航空戦闘旅団の指揮官がAFARおよびFARP作戦の指揮・統制の権限を航空支援大隊(ASB, Aviation Support Battalion)、特にその支援作戦士官に委譲した場合の成功率が高かった。その場合には、状況判断(MDMP, Military Decision-Making Process)におけるすべての兵站計画の一元管理が可能になり、旅団のすべての飛行隊と大隊における成果の均一性がもたらされていた。
ATP 3-04.17は、FARP(AFAR)の地点選定をMETT-TCの関数とし、大隊S-3によって管理されるものとしている。計画における主要な考慮事項は、FARP(AFAR)が部隊の任務上の要求事項を満たし、あらゆる状況下で戦場全体に支援を提供し、敵の監視と交戦を回避できることである。
AFARの地点選定は、単一の任務だけでなく、作戦のすべての段階にわたって詳細に計画されるべきである。十分な装備と人員の投入が可能な場合は、努めてFLOTに近い場所に複数のAFARチームを配置し、各チームにそれぞれの地域を割り当てる。AFARの配備に関する状況判断に際しては、支援マトリックス(DSM, Decision-Support Matrix)に必要な条件やトリガーを定義すべきである。
AFARの地点だけではなく、AFARの兵站や再補給についても詳細に計画されなければならない。現代の作戦環境においては、一旦配置されたAFARチームは、数週間から数ヶ月は航空展開地に戻ることができないと想定するのが現実的である。したがって、どのような手段で、どの場所から、どの時点でクラスI(糧食、水)/III(燃料、潤滑油)/V(弾薬)をAFARに再補給するのか、その再補給は時間ベースで行うのかトリガーベースで行うのかが重要な問題となる。状況判断支援マトリックスには、これらの状況判断のポイントを含めておく必要がある。
結論
AFAR作戦が洗練されるにつれて、周到な訓練、標準化された認証、および組織的な支援がその成功を左右するようになるであろう。各級指揮官は、AFARの訓練サイクルへの統合を推進し、将来の教範への組み込みを追求しなければならない。機敏性、残存性、兵站を優先することは、航空科部隊のLSCOにおける戦闘力の投射および兵站の強化につながるであろう。
著者略歴
曹長 リー・マクイン、イーグル17A – 前方支援中隊トレーナー。様々な航空兵站の職務に14年間従事。最近の任務は、第82戦闘航空旅団(CAB)の空挺FARP担当下士官、第122航空支援大隊(ASB)の燃料・水補給小隊軍曹。イラク北部において後方支援担当下士官として勤務した。イーグル・チームに12ヶ月間勤務し、8回のNTCローテーションを視察した。
上級准尉3 マイク・スタージル、イーグル35 – 航空安全士官トレーナー。米陸軍に18年間勤務し、過去11年間にわたってパイロットとして勤務。航空安全士官として5年間勤務した。過去の職歴には、第2-3全般支援航空大隊(GSAB)、多国籍軍・監視団(エジプト・シナイ)、ワシントン軍管区が含まれる。イーグル・チームに6ヶ月間勤務し、2回のNTCローテーションを視察した。
上級准尉4 エド・スミス、イーグル08 – 上級准尉トレーナー。米陸軍に25年間、陸軍航空に15年間勤務。航空安全士官として6年間、インストラクター・パイロット/標準化パイロットとして7年間の勤務経験がある。過去の職歴には、第4-2攻撃偵察大隊、第3-6航空騎兵中隊(ACS)、第1-14航空連隊が含まれる。イーグル・チームに33ヶ月間勤務し、24回のNTCローテーションを視察した。
上級准尉3 ジョセフ・シュワーマー、イーグル3A – 作戦補佐トレーナー兼イーグル・アイ編集者。米陸軍に18年間、陸軍航空に13年間勤務。グレイ・イーグル、シャドウ、および小型無人航空機システムの経験がある。過去の職歴には、第224軍事情報大隊、第4-6航空騎兵飛行隊、第101空挺師団第2旅団が含まれる。イーグル・チームに27ヶ月間勤務し、16回のNTCローテーションを視察した。
参考文献
Department of the Army. (2018, June 4). Techniques for forward arming and refueling points (Army Techniques Publication 3-04.217). https://armypubs.army.mil/epubs/DR_pubs/DR_a/ARN32371-ATP_3-04.17-001-WEB-3.pdf
Department of the Army. (2019, July 31). Offense and defense (Army Doctrine Publication 3-90). https://armypubs.army.mil/epubs/DR_pubs/DR_a/ARN34828-ADP_3-90-000-WEB-1.pdf
Department of the Army. (2020, May 7). Aviation tactical employment (Army Techniques Publication 3-04.1).
Department of the Army. (2022, October 1). Operations (Field Manual 3-0). https://armypubs.army.mil/epubs/DR_pubs/DR_a/ARN36290-FM_3-0-000-WEB-2.pdf
Department of the Army. (2025). Army Aviation (Field Manual 3-04). https://armypubs.army.mil/epubs/DR_pubs/DR_a/ARN43343-FM_3-04-000-WEB-1.pdf
出典:AVIATION DIGEST, Army Aviation Center of Excellence 2025年04月
翻訳:影本賢治, アビエーション・アセット管理人
備考:本記事の翻訳・掲載については、出典元の承認を得ています。
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2件のコメント
現役の頃、熱心に取り組んだFARPは、もう過去の戦術になったようです。その主体は航空支援大隊(陸自の航空野整備隊に相当)です。
ただし、陸自のFARPにおける燃料タンク車の運用は、AFARに近いものであったような気がします。
この記事では明記されていないのですが、AFARの場合、ホット・リフュエルは行わないのではないかと憶測されます。
理由:米陸軍がホット・リフュエルで通常利用するHEMTTを使用しないこと。チェックリストの要求事項にコールド・フューエル手順があること。