ARMY AVIATION 米陸軍航空職種の部外機関であるArmy Aviation Association of America(AAAA)が発行している、陸軍航空全般に関する月刊誌です。各号の記事の中から選んだ記事を翻訳しています。 米陸軍航空の日本における兵力の節用 在日米陸軍は、創隊以来、その兵力を最小限に保ってきた。日本は、複雑な海岸線に囲まれ、山地が多い島国であり、平地の大部分が都会や農地で占められ、大規模な機動訓練のできる地域は限られている。日本の陸上自衛隊は、訓練を実施するための演習場の不足に悩まされつつも、 […] 出典:ARMY AVIATION, Army Aviation Association of America 2010年06月 アクセス回数:5,094 アパッチ族の歴史 米陸軍の最新攻撃ヘリ「アパッチ」に搭乗する操縦士には、その名前の由来であるアメリカ南西部に実在した凶暴なインディアン戦士と同じように、隠密、迅速かつ確実に奇襲攻撃を行う能力を持つことが求められている。 「アパッチ」という言葉は、多くの人々に恐怖心や畏怖心を […] 出典:ARMY AVIATION, Army Aviation Association of America 2010年07月 アクセス回数:40,196 もしも人員が乗っていたら... 夜が近づくにつれ、我々搭乗員達は、NVG訓練飛行の準備を始めました。今夜の訓練課目は、ホイスト吊上げに関するレディネス・レベルの査定でした。(訳者注:レディネス・レベルとは、米陸軍における回転翼パイロットの訓練練度の段階である。レディネス・レベルは、3段階 […] 出典:KNOWLEDGE, U.S. Army Combat Readiness/Safety Center 2010年05月 アクセス回数:2,219 同乗者の練度不足に起因する事故 夜間、高度9,100フィートのピナクル(狭隘な山頂部)に着陸しようとした時、我々の搭乗していたCH-47Dチヌークは、樹木にローターを接触させ、激しい振動に見舞われました。機長であった私は、副操縦士から操縦桿を取り上げると、近傍の錯雑地に機体を落着させまし […] 出典:KNOWLEDGE, U.S. Army Combat Readiness/Safety Center 2010年04月 アクセス回数:4,296 ヘリコプターによる対IED戦闘 南部アフガニスタンが米国中央軍の作戦地域の中でも最も危険な地域であることに、異論のある者はいないであろう。 南部アフガニスタンの人々は、アフガニスタン政府による秩序の維持及び公的サービスの提供に対する不満から、タリバンの反政府活動を支持する傾向にある。米国 […] 出典:ARMY AVIATION, Army Aviation Association of America 2009年12月 アクセス回数:3,446 コレクティブ・レバーの拘束 上級准尉になったばかりだった私は、UH-60ブラック・ホークのインストラクター・パイロットとして勤務していました。 私の所属する飛行大隊は、FTX(field training exercise, 実動訓練)を支援するため、ブラック・ホーク10機を使用した […] 出典:KNOWLEDGE, U.S. Army Combat Readiness/Safety Center 2009年12月 アクセス回数:3,344 ER/MP無人航空機システムが部隊にもたらすもの 「沢山あります!」 これが「ER/MP無人航空機システムが部隊にもたらすものは何か?」という部隊長等の質問に対する中高度滞空機プロダクト・オフィスの答えだ。 無人機プロジェクト・オフィスの中高度滞空機担当プロダクト・マネージャは、MQ-1C型ER/MP( […] 出典:ARMY AVIATION, Army Aviation Association of America 2009年11月 アクセス回数:2,287 対テロ戦争の時代における自己防護 2009年イラク・バクダッド-キャンプ・ビクトリーから兵士を輸送していたUH-60ブラックホークは、前進作戦基地マレッヅに着陸するため、対地高度1,500フィートまで降下しているところであった。 その時、CMWS(common missile warn […] 出典:ARMY AVIATION, Army Aviation Association of America 2009年10月 アクセス回数:3,042 TM 1-1510-218-10 OPERATOR’S MANUAL FOR ARMY C-12C, C-12D, C-12T1, AND C-12T2 AIRCRAFT 米陸軍のC-12C、C-12D、C-12T1およびC-12T2の取扱書です。 これらの機体はB200を原型とするものであり、陸上自衛隊が保有するLR-2が原型とするB350とは異なっていますので、ご注意ください。ちなみに米陸軍のC-12Sは、B350が原型 […] 発行:Headquarters Department of the Army 2009年10月 アクセス回数:2,814 TM 1-1520-237-10 Operators Manual for UH-60 米陸軍のUH-60A/L, EH-60Aの取扱書です。 発行:Headquarters Department of the Army 2009年09月 アクセス回数:5,389 TSAS(触覚状況認識システム) 最近発生したある航空事故を調査した結果、SD(Spatial Disorientation, 空間識失調)による航空事故は、いかなる飛行部隊においても発生しうることが改めて明らかになった。残念なことに、これまで数多くのトップクラスの操縦士がSDの犠牲になっ […] 出典:KNOWLEDGE, U.S. Army Combat Readiness/Safety Center 2009年08月 アクセス回数:5,383 SOAR(特殊作戦航空連隊) 第160SOAR(Special Operations Aviation Regiment, 特殊作戦航空連隊)は、その28年間の歴史において、最も高い即応性と適応性を保持している。しかしながら、その戦術・戦略的成功を将来においても継続するため、装備品の近 […] 出典:ARMY AVIATION, Army Aviation Association of America 2009年06月 アクセス回数:6,759 ある機付長の遺言 ずいぶん昔のことになりますが、私はドイツのナリゲン・バラックスにあった第48航空中隊に特技兵4(スペシャリスト4)として勤務していました。「タンゴ」と呼ばれるブラック・ホークの整備特技(67T)を取得したばかりの新米整備員だった私は、機付長として飛行小隊に […] 出典:KNOWLEDGE, U.S. Army Combat Readiness/Safety Center 2009年04月 アクセス回数:4,037 陸軍航空の女性達 初めての女性パイロットがアラバマ州フォート・ラッカーの陸軍操縦学校を卒業してから35年目を迎えました。この機会に、幾多の困難を克服して新しい境地を開拓し、航空機の操縦や国家の防衛において重要なのは、その人の能力であって性別ではないことを証明してきた女性達に […] 出典:ARMY AVIATION, Army Aviation Association of America 2009年02月 アクセス回数:5,127 IFF(敵味方識別装置) 国防総省は、今後数年以内に陸軍の固定翼機、回転翼機及び一部の無人機への新型IFF(敵味方識別装置)用トランスポンダの装備を開始する。 次世代型のマーク12A型トランスポンダを装備することにより、「モード5」と呼ばれる新しいIFF軍用モードが利用できるように […] 出典:ARMY AVIATION, Army Aviation Association of America 2008年10月 アクセス回数:71,068 PAM 385-90 Army Aviation Accident Prevention Program 航空事故防止に関するガイドブックです。 発行:Headquarters Department of the Army 2007年08月 アクセス回数:2,966 ダストオフ!(海上における救助活動) 第3-2GSAB(General Support Aviation Battalion,全般支援航空大隊)C中隊に 所属する2機のUH-60Aは、朝鮮西海岸沖の航空戦闘訓練地域Aにおいて、陸軍航空で最も厳しい訓練のひとつであるOWPR(0verwater […] 出典:Knowledge, U.S. Army Combat Readiness Center 2008年05月 アクセス回数:3,753 アップル・ゼリーによるフレーム・アウト 「採取した燃料サンプルに異常はないか?」これは、操縦士であれば誰でも、飛行前点検を始める前に機付長に問いかける言葉である。しかしながら、私の場合は燃料サンプルの通り一遍の点検をするのがせいぜいで、時には機付長がサンプルを採取したかどうかを確認するだけの場合 […] 出典:KNOWLEDGE, U.S. Army Combat Readiness Center 2008年04月 アクセス回数:4,912 陸軍航空の変革 陸軍航空変革の始まり 「陸軍航空の変革は2004年2月23日、RAH-66コマンチ・プログラムが中止された時にはじまった」と言う者がいるが、果たして本当にそうであろうか?陸軍航空は、南北戦争の勝利に大きく貢献した陸軍気球軍団を起源とし、米空軍誕生の基盤とな […] 出典:ARMY AVIATION, Army Aviation Association of America 2008年02月 アクセス回数:2,781 クルーコーディネーションが崩壊した時 本記事は、私がまだパイロットとして未熟だった頃、経験は豊富だが無謀な飛行をする機長とペアを組んだときに、必要な意見具申ができなかったことにより発生した不安全を紹介するものである。 この不安全の発生前には、多くの事故と同様、さまざまな前兆があった。機長と副操 […] 出典:KNOWLEDGE, U.S. Army Combat Readiness Center 2008年02月 アクセス回数:4,065 飛行中のテール・ローター脱落 AH-64Dにおいて、飛行中にテール・ローター全体が脱落する事案が発生したが、操縦士の適切な対応により、最悪の事態を免れ、無事着陸することに成功した。以下の記事は、本事案の発生直後に記録された機長の証言に基づぐものである。なお、本記事の掲載にあたってば、機 […] 出典:KNOWLEDGE, U.S. Army Combat Readiness Center 2007年10月 アクセス回数:5,473 1983年4月12日一米陸軍航空科の誕生 編集者より:本誌は、ワシントンDCで開催予定の2003年AAAA(Army Aviation Association of America,アメリカ陸軍航空協会)全国大会において、陸軍航空25周年祝賀の開催が予定されていることから、著名な退役陸軍将校による […] 出典:ARMY AVIATION, Army Aviation Association of America 2007年12月 アクセス回数:3,331 2007年度上半期米陸軍航空事故発生状況の概要 米陸軍の多数の兵士が世界各地の危険地域に展開し、GWOT(Global War on Terrorism,テロリズムに対する世界規模の戦争)を遂行している。航空事故の発生状況にも、このことが少なからず影響を与えている。 本記事は、2007年度上半期のクラス […] 出典:KNOWLEDGE, U.S. Army Combat Readiness Center 2007年08月 アクセス回数:1,852 アパッチに搭乗中の操縦士が負傷した兵士を救助 6月30日、イラク国内において戦闘行動に参加していた第36戦闘飛行旅団所属の操縦士2名が、自らの危険を顧みない驚くべき方法でAH-64Aにより負傷した兵士を病院まで空輸することに成功した。 第149飛行連隊第1大隊(戦闘)B中隊のケビン・パーテイル上級准尉 […] 出典:ARMY AVIATION, Army Aviation Association of America 2007年08月 アクセス回数:7,308 火災発生時の冷静な対応によりブラック・ホークの搭乗員がコンバット・アクション・バッチを受賞 訳者注:コンバット・アクション・バッチは、敵との交戦地域において、敵に対する射撃を実施又は敵の射撃を受けつつ、適切に任務を遂行した陸軍兵士に授与される記章である。 4月5日に予防着陸に成功した業績に対し、コンバット・アクション・バッチを授与するための表彰式 […] 出典:ARMY AVIATION, Army Aviation Association of America 2007年08月 アクセス回数:2,682 « 前へ 1 … 21 22 23 24 25 26 27 28 次へ »