FLIGHTFAX 米陸軍戦闘即応センター(U.S. Army Combat Readiness Center)が発行している、航空安全に関するオンライン雑誌です。各号の記事の中から選んだ記事を翻訳しています。 無人機について知ろう-RQ-7B シャドウ RQ-7B シャドウ 200 無人航空機システム(UAS)は、機動部隊指揮官に対し、ほぼリアルタイムで高精度かつ持続可能な、水平線を越えた偵察、監視、目標捕捉(Reconnaisance, Surveillance, Target Acquisition, […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Combat Readiness Center 2013年06月 アクセス回数:192 無人機について知ろう-RQ-11B レイブン RQ-11B レイヴン(Raven)は、戦術部隊の最下層に独自の航空偵察および監視能力を提供する陸軍の正式な装備品です。レイヴンは現在、イラクの自由作戦(Operation Iraqi Freedom)と不朽の自由作戦(Operation Enduring […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Combat Readiness Center 2013年05月 アクセス回数:210 任務の成功に不可欠な任務ブリーフィング 多くの人々は十分に理解や準備ができていないまま任務を開始しがちです。 これには航空搭乗員も含まれます。 事故記録を見ると、望ましくない結果が生じるのは、搭乗員が任務の内容について適切にブリーフィングを受けておらず、十分に準備ができていない場合が多いことが分 […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Combat Readiness Center 2013年03月 アクセス回数:317 優れた航空安全プログラムの要素とは何か? フライトファックス1992年9月号 陸軍安全部長として、ここ数ヶ月の間、数多くの出張をしてきました。指揮官養成課程の学生と話をした時も、野外で旅団や師団の指揮官や最先任上級曹長と話をした時も、同じような質問を受けました。 それは「優れた航空安全プログラムの […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Combat Readiness Center 2013年02月 アクセス回数:156 2006年度米陸軍航空事故発生状況の概要 今年度も航空事故防止の成果をまとめる時期となりました。06年度の陸軍航空における「クラスAからCの事故」(無人機を除く)の発生件数は、108件であり、昨年度よりも16パーセント減少しました。特に「クラスAの事故」は2005年度よりも26パーセント減少し、2 […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Combat Readiness Center 2006年12月 アクセス回数:2,273 Knowledge創刊のお知らせ 読者の皆様へ これまで航空安全に関する情報を提供してきた「Flightfax」は、2007年1月から、一般安全に関する情報誌である「Countermeasure」及び課外活動に関する安全情報誌である「ImpaX」と統合され、「Knowledge(ナレッジ、 […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Combat Readiness Center 2006年12月 アクセス回数:1,837 レスキュー中の悲劇 ある分隊において、敵との激しい銃撃戦により数名の負傷者が発生した。負傷者のトリアージ(患者の負傷程度に応じて治療優先順位を決めること)を実施した結果、一部の重傷者について、航空機による緊急患者後送を要求することになった。 機付長は、懸命にケーブルを支えたが […] 出典:Flightfax, U.S. Army Combat Readiness Center 2006年10月 アクセス回数:2,859 ベテランよ、油断するなかれ! この最新式の機体は、飛行開始から約56分後、高さ1,000フィートのタワーと、それを支えている太さ1インチのサポート・ケーブルに対地高度約917フィートで衝突した。この事故により、4名の搭乗員が死亡し、副操縦士が軽症を負った。 当該機は最新型のCH-47チ […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Combat Readiness Center 2006年08月 アクセス回数:3,628 ダスト・ランディングにおける安全確保 陸軍のパイロットならば誰でも、いつかは砂漠地帯を飛行する日がやって来ます。全てのパイロットが、ダスト・ランディング要領を習得し、訓練しておかなければなりません。かくいう私も、IP(instructor pilot, 教官パイロット)ではないし、ダスト・ラン […] 出典:FLIGHTFAX, June 2006, U.S. Army Combat Readiness Center 2006年06月 アクセス回数:2,195 ヘルメットを装着すべき理由 ケブラー製戦闘用ヘルメットの防弾性能は、以前から高く評価されている。しかしながら、この個人装具により防護できるのは、弾丸や破片だけではない。本事例のように、約9トンの航空機による荷重から身を守ってくれたケースもあるのである。 当該機(ブラックホーク)は、交 […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Combat Readiness Center 2006年02月 アクセス回数:3,565 今は見える!もう見えない! それは、大隊長及び大隊のSP(standardization pilot, 検定操縦士)が操縦する指揮統制機の予備機としての任務を実施中のことだった。大隊長等が搭乗する航空機が1番機であり、私が搭乗する航空機は2番機として飛行していた。2番機の機長は私であ […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Safety Center 2006年01月 アクセス回数:2,032 2005年度米陸軍航空事故発生状況の概要 米陸軍は、今年度も引き続きOEF(Operations Enduring Freedom、不屈の自由作戦)及びOIF(Operations Iraqi Freedom、イラクの自由作戦)等の危険性の高い任務を遂行してきた。このような中、航空機同士の空中衝突 […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Safety Center 2005年11月 アクセス回数:2,341 3秒間が引き起こした惨事 航空機の操縦には、各種状況の継続的な把握が欠かせません,しかしながら、航空機内外の様々な事象、活動、人員、物件等により、操縦士が操縦に集中できないことがありますこ例えば、管制無線への応答、物の移動、操縦装置の調整、目標の照準等は、優先順位が低い事柄であるに […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Safety Center 2005年05月 アクセス回数:2,525 今まで見た中で一番高い高圧線 1990年8月初旬(訳者注:イラク軍のクウェート侵攻と同時期)、私は米国内の転属に伴い、新しい隊長のもとに出頭しました。しかしながら、私が米国に滞在できる期間は、そう長くありませんでした。なぜならば、出頭したそのときに隊長から、近々クウェートへ出発するので […] 出典:FLIGHTFAX, April 2005, U.S. Army Safety Center 2005年04月 アクセス回数:2,203 IIMCからの復帰訓練 IIMC(inadvertent instrument meteorological conditions:予期していなかった天候急変等による計器飛行状態)に遭遇しないようにする最善の方法は、VFR(visual flight rules:有視界飛行方式) […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Safety Center 2004年11月 アクセス回数:2,832 カウボーイを探し出せ 元事故調査担当者である私は、通称「カウボーイ」と呼ばれる危険なパイロットが周りにいないか、常に気をつけている。カウボーイであるかどうかは、年齢や性別、人種、階級、地位では判別できない。カウボーイは、あなたの部隊にもいるかも知れないし、指揮官や運用幹部、教官 […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Safety Center 2004年11月 アクセス回数:2,434 「IMCに入ってしまった!」 陸軍の回転翼機パイロットにとって、これ以上に不安を引き起こす言葉はないと言ってよいでしょう。パイロットのレベル(熟練者、教官、計器飛行検査官、機長、または初心者)のいかんにかかわらず、雲に突然入ってしまうことは、計画されたIFR(instrument fl […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Combat Readiness Center 2002年09月 アクセス回数:506 緊急脱出-間違いが許されない状況での生死にかかわる問題 あなたが同乗しているブラックホークが墜落した場合を考えてみてください。真っ黒な、刺激臭のある煙に突然包まれます。オレンジ色の炎が激しさを増し、機体の右下方向からの熱が強くなっていきます。 これから説明するのは、墜落した機体のキャビンに搭乗していたある同乗者 […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Combat Readiness Center 2002年03月 アクセス回数:2,655 UH-60のデュアル・エンジン・ロールバック UH-60にはDER(dual engine rollback, デュアル・エンジン・ロールバック, 両エンジンの非過渡的な回転数低下)という事象が発生することが知られていますが、誤解されている場合も多いようです。この記事では、この現象に関するこれまでの経 […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Combat Readiness Center 1999年05月 アクセス回数:3,951 間違ったエンジンのシャット・ダウン ある晴れた夜、2機のUH-60ブラックホークが海岸線に沿って海上を飛行していた。飛行開始から約15分後、2番機の搭乗員から長機に緊急無線が発せられた。「おい、No.2エンジンから火が出ているぞ!」2番機の搭乗員たちがどうすることもできずに見守る中、長機は、 […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Safety Center 1997年06月 アクセス回数:11,894 燃料補給中の火災事故からの生還 機長:「中尉、着陸前点検をやろう」 副操縦士:「ちょって待ってください。チェックリストを準備します。OKです。ウエポン・システム:セーフ」 機長:「セーフおよびオフ確認」 副操縦士:「テール・ホイール:ロック」 機長:「ロック確認」 副操縦士:「パーキング […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Combat Readiness Center 1995年02月 アクセス回数:4,047 適切な整備を行うために パイロットの能力は操縦している機体の能力で決まり、その機体の能力は整備する隊員の能力で決まる。 整備に関連する航空事故の原因には、2つしかない。誰かが職務を怠ったか、正しく遂行しなかったかのどちらかである。一部の例外を除き、整備ミスは防ぎうるものであり、許 […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Combat Readiness Center 1991年01月 アクセス回数:1,582 航空事故回顧ーUH-60試験飛行中の事故 事故の概要事故の概要 当該UH-60は、整備確認試験飛行を実施していた。飛行中、安全回り止めの処置が行われていないメイン・ローター・ピッチ・チェンジ・ロッドのリテンション・ボルトが振動を始めた。ピッチ・チェンジ・ロッドの上部が外れ、メイン・ローター・システ […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Combat Readiness Center 1984年09月 アクセス回数:4,704 T53-L-13BエンジンにおけるP1マルチプライヤ・コネクタの不具合 1971年以来、T53-L-13Bエンジンを搭載したヘリコプターにおいて、P1(コンプレッサー入口圧力)マルチプライヤ(乗算器)・コネクタの不具合が12件発生している。そのうちの6件は、航空事故を発生させてしまった。高度や時間の余裕がなかったため、ガバナ( […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Combat Readiness Center 1976年12月 アクセス回数:1,783 ホワイトアウト状況下での着陸における事故 事故発生状況 当該機の機長は、0625にエンジンを始動し、じ後は予備機として待機する予定であった。副操縦士が誰かも聞いていなかったし、LZ(landing zone, 降着地域)に関するブリーフィングも受けていなかった。 0545に副操縦士と合流し、UH- […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Combat Readiness Center 1974年10月 アクセス回数:2,571 « 前へ 1 2 3 4 5 6