RISK MANAGEMENT MAGAZINE 米陸軍戦闘即応センター(U.S. Army Combat Readiness Center)が発行している、航空・地上安全に関するオンライン雑誌です。航空関連記事の中から選んだ記事を翻訳しています。 跳弾によるAH-64Dの損傷 AH-64Dの整備を実施していた機付長が、テール・ローター・ドライブシャフトのNo.5ドライブシャフト・カバーに約5センチの穴が開いているのを発見した。カバーを開くと、ドライブシャフトの下に30mmガンの弾丸が落ちていた。通報を受けた管理部門、指揮官および […] 出典:Risk Management, U.S. Army Combat Readiness Center 2020年03月 アクセス回数:3,380 UH-60Lの悪天候(マイクロバースト)による墜落 教官操縦士が操縦するUH-60Lが駐機位置までホバリングでタクシー移動中、予報されていなかった、降雨を伴うマイクロバーストに遭遇した。当該機は、降下しながら左に旋転し、制御不能となって墜落した。機体は大破し、搭乗員が軽傷を負った。 飛行の経過 事故機は、教 […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Combat Readiness Center 2020年02月 アクセス回数:4,700 未来のティルトローター V-280(JWings 2020年7月号) 画像:https://www.amazon.co.jp/ 2020年5月21日発売のJ Wings(ジェイウイング) 7月号に、Aviation Assets管理人が執筆した「未来のティルトローター V-280バロー」が掲載されました。 V-22オスプレイ […] 発行:Aviation Assets, 21 May 2020 アクセス回数:1,802 訳者あとがき(「ドリーム・マシーン」より) 平成27年のある日のこと、当時、陸上自衛隊補給統制本部の一員としてオスプレイ導入業務に携わっていた私は、FMS(有償援助)契約による日本向けオスプレイの供給を担任しているNAVAIR(海軍システム・コマンド)のオスプレイ・チームのメンバーたちと一緒に食事を […] 発行:Aviation Assets アクセス回数:2,305 リチャード・ウィッテルおよびドリーム・マシーンへの賛辞(「ドリーム・マシーン」の原書である「The Dream Machine」より) 「小説のように離陸し、情報源を明らかにした歴史的調査のように飛ぶ本である」 ―グレーテル・C・コバック、サンディエゴ・ユニオン・トリビューン紙 「ウィッテルは、製図版から現実までのこの航空機の進化を巧みに描いている。トレイシー・キダーの『ザ・ソウル・オブ […] 発行:Aviation Assets アクセス回数:1,371 TrautmanとTroutman(私の翻訳失敗談) 私が翻訳・出版したV-22オスプレイに関するノンフィクション「ドリーム・マシーン」には、TrautmanとTroutmanという二人の人物が登場します(違いはaとoの一文字だけです)。 George Trautman:アメリカ海兵隊の航空副司令官を務めてい […] 発行:Aviation Assets アクセス回数:2,338 死にたくなければ、油断するな! ある暖かい日のこと、まだ若手の機長だった私は、アフガニスタンの東部にあるサレルノというところから、重荷重状態のUH-60Aで飛び立ちました(この物語では、この「A」型というところがミソです)。若手とは言っても、機長として数百時間の経験がありました。十分な経 […] 出典:Risk Management, U.S. Army Combat Readiness Center 2019年11月 アクセス回数:2,215 基本的事項を忘れるな 航空事故や不安全の多くは、操縦学生になったばかりの頃から教えられてきた基本的事項の不履行が原因で発生しています。時間が経過し、経験を積むにしたがって、これらの不履行を見過し、致命的な結果をもたらすことになりがちです。新たな任務が増加する中、それを安全に完遂 […] 出典:Risk Management, U.S. Army Combat Readiness Center 2020年01月 アクセス回数:2,021 起きてはならない不安全事案 2011年、新しい夜明け作戦(Operation New Dawn、2010年9月以降のイラク戦の作戦名)に参加していた私は、RQ-7Bシャドー無人航空機システムの訓練担当操作員として、前方運用基地ウォーホースで勤務していました。その日、旅団戦闘チームの情 […] 出典:Risk Management, U.S. Army Combat Readiness Center 2020年01月 アクセス回数:1,604 YouTubeにパワーポイントのスライドショーを投稿してみた 令和1年12月に「V-22オスプレイの知られざる歴史」という題目で講演をさせていただきました。 その時使ったパワーポイントのデータを使って動画を作成し、YouTubeに投稿してみました。 バックグランドミュージックの追加 パワーポイントには、プレゼンを行う […] 発行:Aviation Assets アクセス回数:4,560 V-22オスプレイの知られざる歴史(防衛技術ジャーナル2020年5月号および6月号) 2020年5月1日発売の防衛技術ジャーナル5月号および6月1日発売の6月号に、Aviation Assets管理人が執筆した「V-22オスプレイの知られざる歴史(前・後編)」が掲載されました。 この記事は、令和元年12月5日にグランドヒル市ヶ谷で開催された […] 発行:Aviation Assets アクセス回数:3,658 安全な「夜の支配」を実現する白色蛍光体NVG アメリカ陸軍が歴史上最強の夜間戦闘組織であることに議論の余地はない。この組織は、世界中のいかなる組織よりも、多数のNVG(night vision goggle, 暗視眼鏡)対応機を保有し、多様な任務を遂行してきた。陸軍のパイロットおよびその他の搭乗員が何 […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Combat Readiness Center 2020年01月 アクセス回数:6,775 追想OH-6(JWings 2020年6月号) 画像:https://www.amazon.co.jp/ 楽天での購入は、こちらから アマゾンでの購入は、こちらから 2020年4月21日発売のJ Wings(ジェイウイング) 6月号に、Aviation Assets管理人が執筆した「追想OH-6」が掲載 […] 発行:Aviation Assets アクセス回数:1,537 V-22 Osprey Pocket Guide ベル・ボーイングが発行したV-22オスプレイに関する解説書です。オスプレイの履歴、背景、諸元、構造機能、性能などが記載されています。 発行:Bell Boeing 2007年01月 アクセス回数:2,137 訓練は生命を救う 戦闘地域におけるIMC(instrument meteorological condition, 計器飛行気象状態)での飛行というものがどんなものなのかは、それを行ったことのある者でなければ理解できません。若年操縦士である我々は、IIMC(inadvert […] 出典:Risk Management, U.S. Army Combat Readiness Center 2020年01月 アクセス回数:2,176 Aviation Assets 開設3周年を迎えて 令和2年4月8日をもって、Aviation Assets は、開設3周年を迎えました。この間、このサイトを通じた私の活動を支持して頂けたすべての皆様方に感謝を申し上げます。 令和元年度の投稿記事数は、66件(総記事数352件)で、前年度の83件よりも少なく […] 発行:Aviation Assets アクセス回数:1,852 LSCOにおける患者後送 第39歩兵旅団戦闘チームの隊員と第82航空連隊第3大隊C中隊のMEDEVAC用UH-60ブラック・ホーク アメリカ陸軍は、将来の作戦環境における軍事紛争に関し、新たな課題に直面している。対等もしくはほぼ対等な敵とのLSCO(Large-scale comb […] 出典:ARMY AVIATION, Army Aviation Association of America 2020年03月 アクセス回数:2,976 首を落とされないように 航空科職種で勤務する者であれば、誰でも1度くらいは、「死ぬところだった」というような経験をしたことがあると思います。私も、何度か経験しています。私にとって、その経験は、生涯を通じて忘れられない教訓となっています。このような経験は、そこから生還した者にとって […] 出典:Risk Management, U.S. Army Combat Readiness Center 2020年02月 アクセス回数:2,836 確信を持てないことは聞け 第10山岳師団では、毎年、マウンテン・フェストと呼ばれる行事を行って、師団の歴史と伝統を祝っています。その行事では、各種の団体競技(organized sports)や師団全員走(division run)が行なわれます。そして、最終日には、ゲーム、売店お […] 出典:Risk Management, U.S. Army Combat Readiness Center 2020年02月 アクセス回数:2,115 FOD(Foreign Object Damage)をもたらすFOD(Foreign Object Debris) この記事の目的は、FODプログラム計画・実施要領を説明することではありません。それは、私の航空部隊および品質管理機関での経験を紹介し、このことを考えていただく機会を提供することにあります。 整備員であれば、誰でも、AIT(advanced individu […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Combat Readiness/Safety Center 2019年10月 アクセス回数:7,663 安全確保に必要な要素 陸軍航空に「ルーチンな任務」などというものはない、とよく言われる。航空事故調査の結果も、その多くがこのことを証明している。作戦行動前後の平時においても、事故を引き起こす悪魔は常に存在しているのである。これから紹介するのは、最近のクラスA事故の航空事故調査で […] 出典:Risk Management, U.S. Army Combat Readiness Center 2020年03月 アクセス回数:1,950 多用途ヘリコプター・プログラム・オフィスからの最新情報 ルイス・マッコード統合基地に試験のため到着した2機のUH-60V UHPO(Utility Helicopters Project Office, 多用途ヘリコプター・プロジェクト・オフィス)は、アメリカ陸軍およびその戦略的利害関係者に世界最高の多用途ヘリ […] 出典:ARMY AVIATION, Army Aviation Association of America 2020年02月 アクセス回数:2,624 チヌークの航空事故発生状況(2015~2019年度) 2015年度から2019年までの5年間(365,000飛行時間以上)で、H-47シリーズに発生したクラスA~Cの航空事故は、41件であった。その内訳は、クラスA事故が5件、クラスB事故が2件、クラスCが34件であり、総損害額は520万ドルを超えた。幸運 […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Combat Readiness Center 2019年12月 アクセス回数:3,699 疲労による列線勤務中の事故 当時、我々は、イラクのモスルにあったOH-58Dを装備する部隊に所属していた。高い作戦頻度の中、多くの航空支援任務を遂行していた。そのしわ寄せを受けた整備員は、何週間も休むことなく、毎日、12~14時間の勤務を続けていた。 数ヶ月前に他の場所からモスルへと […] 出典:Risk Management, U.S. Army Combat Readiness Center 2019年11月 アクセス回数:2,810 航空事故回顧-HH-60Mホイスト・ケーブルの破断 NVG(night vision goggle, 暗視眼鏡)を用いた、実員によるホイスト操作訓練を実施中、ホイスト操作員として勤務していた搭乗整備員が、ホイスト・ケーブルに大きな揺れが発生している間に、ケーブルを巻き上げるとともに、高度を上昇させるようにパ […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Combat Readiness Center 2019年11月 アクセス回数:3,252 « 前へ 1 … 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 … 28 次へ »