RISK MANAGEMENT MAGAZINE 米陸軍戦闘即応センター(U.S. Army Combat Readiness Center)が発行している、航空・地上安全に関するオンライン雑誌です。航空関連記事の中から選んだ記事を翻訳しています。 風防の汚れ 誰でも一度や二度は、車のフロントガラスが汚れたままで道路を走った経験があると思います。車の場合は、ガソリンスタンドにちょっと寄って、ガラスをきれいにしてから、また走り始めれば良いだけのことです。航空の世界でも、そのように簡単にいけば良いのですが...これか […] 出典:Risk Management, U.S. Army Combat Readiness Center 2019年07月 アクセス回数:2,890 AH-64Dのエンジン不具合による墜落 AH-64Dアパッチが地面効果内ホバリングから離陸中、No.2エンジンに不具合が発生した。当該機は、機体重量および環境条件のため、シングル・エンジンで飛行することができなかった。このため、ローター速度を101パーセント以上に維持することができず、急速に降下 […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Combat Readiness Center 2019年06月 アクセス回数:4,986 不測事態対処計画および初動対処計画の整備 安全担当将校として新しい飛行部隊に到着した際に、PAP(pre-accident plan, 不測事態対処計画)やMRP(mishap response plan, 初動対処計画)が整備されていないことに気づいたことがある。その飛行部隊では、民間の飛行場だ […] 出典:Risk Management, U.S. Army Combat Readiness Center 2019年05月 アクセス回数:3,971 低酸素症の恐怖 その任務は、落下傘救助員としての訓練および四角型パラシュートの評価を行う降下要員のため、「エレベーター」の役割を果たすというものでした。可能な限り多くの要員を機体に搭乗させ、1万3000フィートまで上昇し、飛び降ろさせるのです。その日のカリフォルニア州のハ […] 出典:Risk Management, U.S. Army Combat Readiness Center 2019年07月 アクセス回数:2,958 デジタル時代の故障探求 今日の高度な航空機用アビオニクス・システムに故障や一時的不具合が発生した場合、アナログ式の単純なマルチメーター(回路計)だけで、十分な原因究明を行うことは困難です。今日の技術者は、そのシステムに見合ったレベルの試験器材や技術資料を保有し、単なる「部品交換」 […] 出典:ARMY AVIATION, Army Aviation Association of America 2019年06月 アクセス回数:3,962 計器進入中の誘導中断 執筆者注:以下に述べる不安全は、2014年の春ころに韓国のピョンテク市で発生したものである。当時、ワシントン州ルイス・マコード統合基地に所属していた私は、9ヶ月間にわたり、韓国の4-6攻撃偵察飛行隊に派遣されていた。 その日の飛行は、いつものとおりに始まり […] 出典:Risk Management, U.S. Army Combat Readiness Center 2019年06月 アクセス回数:2,965 環境を克服するためにーDVE誘導システム 過去30年の間、アメリカ軍は、NVD(night vision devices, 暗視装置 )を最大限に活用し、低視程環境下での戦闘行動を支配し続けてきた。 しかしながら、近年においては、敵国もアメリカと同等もしくはそれに近い能力を保持している。それどころ […] 出典:ARMY AVIATION, Army Aviation Association of America 2019年06月 アクセス回数:3,652 T55エンジン用空気ろ過システム 軍用機のエンジンは、清浄な空気を大量に必要とする。アメリカ陸軍の航空機は、ローター・システムが砂塵や異物を巻き上げる未舗装の着陸点において日常的に運用されており、特に、砂漠・乾燥地域においては、砂や埃の粒子の吸い込みを避けることができない。 エンジン・バリ […] 出典:ARMY AVIATION, Army Aviation Association of America 2019年06月 アクセス回数:5,638 詳細な地上滑走指示をいだだけますか? 空港の舗装に描かれているマーキングやサインの目的は、離陸、着陸および地上滑走するパイロットに必要な情報を提供することです。ただし、副操縦士がその情報が何を表しているかを理解していなければ、これらのマーキングやサインは何の役にも立たないのです。 問題なのは、 […] 出典:Risk Management, U.S. Army Combat Readiness Center 2019年06月 アクセス回数:1,925 無人航空機RQ-7 シャドーの事故 2017年、私は、「生来の決意作戦」を支援するため、陸軍州兵戦闘航空旅団と一緒にイラクに派遣されました。私の役割は、戦術無人航空機システムの担当者として旅団長を補佐するとともに、指揮下の無人航空機システム部隊の連絡員として勤務することでした。戦術無人航空機 […] 出典:Risk Management, U.S. Army Combat Readiness Center 2019年05月 アクセス回数:2,875 チェックリストを忘れるな その日、私は、まだ着任したばかりの訓練担当操縦士と一緒に、副操縦士として、C-12で飛行任務を遂行することになっていました。それは、傷痍退役軍人支援プロジェクト(Wounded Warrior Project, WWP)に対する支援の一環として、ルイジアナ […] 出典:Risk Management, U.S. Army Combat Readiness Center 2019年05月 アクセス回数:3,859 航空事故回顧ーUH-60MのDVE関連事故 砂塵環境下、VMC(visual meteorological condition, 有視界気象状態)で着陸しようとしていたUH-60Mが、横方向にドリフトしながら接地し、ダイナミック・ロールオーバーに陥った。機体は大破し、搭乗員は軽症を負った。 飛行の経 […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Combat Readiness Center 2019年05月 アクセス回数:3,366 マルチドメイン作戦における陸軍航空 将来の作戦環境は、世界的動向である社会の変革、技術の革新、(偽)情報の蔓延、大国間の競争などの影響を受け、複雑かつ流動的である。敵は、運用および技術における我の優位を無効化し、あるいは低下させるため、陸上、海上、航空、宇宙およびサイバースペースといったあら […] 出典:ARMY AVIATION, Army Aviation Association of America 2019年04月 アクセス回数:6,767 パイロットが2名いる理由 イラクに派遣されていた私は、ディーワーニーヤのFOB(forward operating base, 前方運用基地)-Eにおいて、ある患者後送中隊の一員としてUH-60を操縦していました。その中隊の主たる任務は、FOB-Eからバクダードやバラドへの患者空輸 […] 出典:Risk Management, U.S. Army Combat Readiness Center 2019年04月 アクセス回数:3,792 Aviation Assets 開設2周年を迎えて 平成31年4月8日をもって、Aviation Assets は、開設2周年を迎えました。この間、このサイトを通じた私の活動を支持して頂けたすべての皆様方に感謝を申し上げます。 平成30年度の投稿記事数は、83件(平成29年度は203件)でした。約4.3日に […] アクセス回数:1,830 CH-47における編隊飛行中の機体制御不能 RC-Eastと呼ばれるアフガニスタン東部地域の気温は、夏には華氏120度(摂氏約49度)を超えます。この不安全が起こったのも、そんな暑い午後のことでした。私の部隊は、2機のCH-47Dチヌークでカブールからバグラム飛行場まで40名の人員を空輸するという任 […] 出典:Risk Management, U.S. Army Combat Readiness Center 2019年04月 アクセス回数:3,843 第1機甲師団戦闘航空旅団がEFBの装備化を完了 新型のEFBデジタル・タブレットを用いながら飛行前点検を実施するヴィアナ中尉 第1機甲師団戦闘航空旅団は、EFB(Electronic Flight Bag, 電子フライト・バッグ)の装備化を完了し、電子機器を用いた搭乗業務の効率化を推進しようとしている。 […] 出典:ARMY AVIATION, April/May 2019, Army Aviation Association of America 2019年04月 アクセス回数:3,484 MIL-STD-3063の紹介 回転翼機構造健全性プログラムのマスター・プランは、パズルの各ピースが全体像のどこに収まるのかを確認するのを容易にする。 アメリカ陸軍戦闘能力開発コマンド(Combat Capabilities Development Command, CCDC)航空・ミサ […] 出典:ARMY AVIATION, Army Aviation Association of America 2019年04月 アクセス回数:1,879 陸軍航空航空整備士の再就職に向けた資格取得 労働統計局によると、2017年時点での民間航空整備士の平均賃金は、1時間当たり29ドル34セント、1年あたり61,020ドルである。ボーイング社は、2037年までに新たに必要となる整備士は754,000名であり、そのうち189,000名はアメリカ国内で確保 […] 出典:ARMY AVIATION, Army Aviation Association of America 2019年04月 アクセス回数:4,052 航空事故回顧ーAH-64Dの空中衝突 平均海面高度1316フィート(約401メートル)および真対気速度50ノット(時速約93キロメートル)で夜間暗視装置を使用した飛行任務を実施中、AH-6D(1番機)の機長がM-TADS(modernized target acquisition design […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Combat Readiness Center 2019年04月 アクセス回数:1,930 ブラック・ホークに轢かれた事故 常識。それは、我々が思っているほど常識ではありません。定められたSOP(standing operating procedures, 作戦規定)に従わなかったり、事故などが発生した後にそれを見直したり、変更したりしなかった場合には、避けられたはずの悲劇が起 […] 出典: Risk Management, U.S. Army Combat Readiness Center 2019年03月 アクセス回数:3,664 AA Products:年賀状宛名印刷マクロ(エクセルVBA) マクロを使用して住所等データーの管理、年賀状および封筒の宛名印刷を行うためのエクセルファイルです。 姉妹サイトのVBAアセットで公開しているものです。細部については、こちらのサイトを参照して下さい。 ご利用にあたっては、次のことにご注意下さい。 本サイトに […] 発行:Aviation Assets 2019年03月 アクセス回数:1,454 人間アース棒 その日の午後は、春のノースカロライナ州にふさわしい、暖かい天候になると予報されていました。視程も10マイル(約19キロメートル)と十分でしたが、局地的雷雨が30%の確率で発生すると予想されていました。ある地方空港を基盤として作戦任務を遂行していた3機のブラ […] 出典:Risk Management, U.S. Army Combat Readiness Center 2019年03月 アクセス回数:2,859 H-60(ブラック・ホーク) シリーズの過去5年間の航空事故発生状況(2014~18年度) H-60シリーズの2014~18年度の5年間の総飛行時間は175万3723時間であり、その間に発生したクラスA~Cの航空事故は167件であった。そのうち、22件がクラスA(21件の飛行事故および1件の飛行関連事故)、23件がクラスB(22件の飛行事故および […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Combat Readiness Center 2019年03月 アクセス回数:2,389 「いま検証する開発時の4つの事故」(J Wings 2019年4月号) https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/812bNo-0YEL.jpg 2019年2月21日発売のJ Wings (ジェイウイング) 2019年4月号に、Aviation Assets管理人が執筆し […] 発行:Aviation Assets, 20 February 2019 アクセス回数:2,624 « 前へ 1 … 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 … 28 次へ »