FLIGHTFAX 米陸軍戦闘即応センター(U.S. Army Combat Readiness Center)が発行している、航空安全に関するオンライン雑誌です。各号の記事の中から選んだ記事を翻訳しています。 航空事故回顧-CH-47Dの特殊懸吊物スリング中の事故 CH-47Dによるシー・キングの胴体(特殊懸吊物)の機外懸吊訓練を実施中、飛行教官の命令指示の不適切(緊急事態宣言)により、懸吊物の緊急切り離しが行われた。搭乗員が懸吊物を切り離し、ブリーフィング時に取り決めていた緊急操作手順に従い機体を右に移動させたとこ […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Combat Readiness Center 2020年09月 アクセス回数:2,432 CH-47でのセットリング・ウィズ・パワー それは、イラク北部でいつもとは違う任務を遂行していた夜のことでした。その任務は、前方運用基地スペイサーの北側や南側に向かう、いつもの環状ルートの飛行とは、ちょっと違っており、それが始まるのを待ち遠しく思っていました。 任務に関するブリーフィングを受け、飛行 […] 出典:Risk Management, U.S. Army Combat Readiness Center 2020年09月 アクセス回数:3,871 ドッグ・タグ(認識票)の歴史 ドッグ・タグを知らない者はいないであろう。兵士たちが戦場で自分自身の識別のために身に着ける、チェーンで結ばれた小さな楕円形の板だ。しかし、これを装着する慣習がいつ、どうして始まり、なぜドッグ・タグと呼ばれるようになったのかを考えたことがあるだろうか? その […] 出典:DOD NEWS, U.S. Department of Defense 2020年09月 アクセス回数:9,189 リペリングにおけるクルー・コーディネーションの重要性 UH-60ブラックホークのリペリング、斥候潜入/離脱システム(special patrol infiltration/exfiltration system, SPIES)およびファスト・ロープ潜入/離脱システム(fast rope insertion/e […] 出典:Risk Management, U.S. Army Combat Readiness Center 2020年07月 アクセス回数:2,588 FADEC-F 緊急時の対応要領 搭乗員訓練マニュアル(aircrew training manual, ATM)への記載が予定されている緊急時の対応要領について、紹介したいと思います。この対応要領は、陸軍航空職種内で運用されているすべての回転翼機に適用できる、共通操作手順の確立を目指して […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Combat Readiness Center 2020年05月 アクセス回数:2,796 WordPressリビジョン数の制限 ワード・プレスは、記事を更新した後も元に戻せるように前の記事を残しておく、リビジョン機能が備わっています。これはこれで、とても便利なのですが、元の記事が大量に残ると、サイト全体の表示速度に影響を与えるようです。 これまでは、「なんか遅くなってきたな」と気づ […] 発行:Aviation Assets, 5 September 2020 アクセス回数:1,512 慌てるとロクなことがない それは、バクダッドの、ある暖かい夜のことでした。私は、敵との交戦を含む5時間の飛行任務を終えたばかりでした。飛行前ブリーフィングを開始してから、飛行後ブリーフィングを終了するまで、すでに9時間半が経過していました。さらに嬉しいことに、翌日の任務に備えて、週 […] 出典:Risk Management, U.S. Army Combat Readiness Center 2020年06月 アクセス回数:1,638 陸自オスプレイ各部解説ほか 画像:https://www.amazon.co.jp/ 2020年8月21日発売のJWingsに、Aviation Assets管理人が執筆した「陸自オスプレイ各部解説」、「オスプレイ部隊の建設」、「3段階の整備体制O/I/D」、「3人目の機 […] 発行:Aviation Assets, 17 August 2020 アクセス回数:1,696 最悪の事態に備えよ 「だれでも、口にパンチを食らうまでは計画がある 」-マイク・タイソン 航空安全担当将校たちは、死亡を伴うクラスA事故などの壊滅的な状況に直面しても、それに対処する準備ができているものと思いがちです。しかし、実際には、ほとんどの部隊において、その準備は不十分 […] 出典:Risk Management, U.S. Army Combat Readiness Center 2020年07月 アクセス回数:2,078 航空医官に聞く:女性パイロットの健康問題 質問:女性パイロットに関し、飛行承認が得られている避妊方法はありますか? また、航空身体検査に、女性特有の審査基準はあるのでしょうか? 航空医官:アメリカでは、妊娠の45%が意図しないものとなっています。軍の中では、予定外妊娠の件数が、さらに多くなっていま […] 出典:ARMY AVIATION, Army Aviation Association of America 2020年07月 アクセス回数:10,757 Japan – V-22B Block C Osprey Aircraft アメリカ国防総省の国防安全保障協力局が日本向けV-22BオスプレイのFMS(有償援助)契約を承認したことを公表した資料です。日本政府が要求した機体および搭載装備品の数量などが記載されています。 発行:Defense Security Cooperation Agency 2015年05月 アクセス回数:1,065 UH-60JA 第8飛行隊機能別訓練 画像:https://www.amazon.co.jp/ 2020年8月18日発売のJ Ground EXに、Aviation Assets管理人が執筆した「UH-60JA 第8飛行隊機能別訓練」が掲載されました。UH-60JAを装備する唯一の師団飛行隊が […] 発行:Aviation Assets, 7 August 2020 アクセス回数:2,261 疲労管理を軽視するな! 安全担当将校である私は、中隊や大隊の疲労管理プログラムを確立し、その監視を怠らないように幾度となく指導されてきました。にもかかわらず、余計な仕事をしたくなかった私は、先輩の安全担当将校から疲労管理ファイルをコピーさせてもらい、パイロットや搭乗員の名前を差し […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Combat Readiness Center 2020年07月 アクセス回数:2,983 N88-NTSP-A-50-8412D/A APPROVED JOINT TRAINING SYSTEM PLAN FOR THE V-22 OSPREY V-22オスプレイの統合訓練システム計画です。ライフサイクルを通じての隊力、人事、訓練上の要求事項を示すものであり、各教育課程の内容、期間などが記載されています。 発行:Chief of Naval Operations, U.S. Navy 1999年07月 アクセス回数:1,676 クルー・チーフは、オスプレイの飛行に不可欠 2011年10月24日、ミラマー海兵隊航空基地に帰投中のMV-22B(第163海兵中型ティルトローター飛行隊所属)。緊急時には、クルー・チーフが他の機体を手信号で誘導する場合もある。 MV-22Bオスプレイが、ローターを上に向けて着陸する際、パイロットから […] 出典:3rd Marine Aircraft Wing News, U.S. Marine 2012年11月 アクセス回数:3,131 空間識失調 飛行中に空間識失調に陥った経験がない人には、その感覚を理解することは難しいであろう。一方、それを経験した人が、その状況から生還することも難しい。今回、こうして、その時のことを紹介できるのは、実に幸運なことだと思っている。 当時、ハワイで勤務していた私は、あ […] 出典:Risk Management, U.S. Army Combat Readiness Center 2020年07月 アクセス回数:2,939 MCTP 3-20A Aviation Logistics 米海兵隊の兵站運用に関する教範です。 補給・整備段階区分、支援パッケージなどについて、記載されています。 【部分対訳】Marine Aviation Logistics Squadron 海兵航空兵站支援隊 The MALS is the tactical […] 発行:Headquarters United States Marine Corps 2020年10月 アクセス回数:1,789 航空事故回顧-UH-60Lパワー・マネジメントの不適切による事故 戦闘機動飛行を実施中、機長は、対地高度400フィートにおいて、60度の右バンク、24度の機首下げの姿勢をとった。その結果、飛行継続に必要な馬力が利用可能な馬力を超過し、機体は森の中に落下した。墜落により、機体は大破し、4名の搭乗員が負傷した。 飛行の経過 […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Combat Readiness Center 2020年06月 アクセス回数:2,425 第160特殊作戦連隊の患者後送および搬送間治療 第160特殊作戦航空連隊(空挺)が、攻撃および強襲任務だけではなく、CASEVAC(casualty evacuation, 患者後送)任務も実施していることは、あまり知られていない。この任務を遂行するため、第160特殊作戦航空連隊内の各大隊には、1名の医 […] 出典:ARMY AVIATION, Army Aviation Association of America 2020年06月 アクセス回数:2,939 悪視程環境軽減(Degraded Visual Environment Mitigation, DVE-M)プログラム成果報告書 2016年にユマ性能試験場において実施された、米陸軍悪視程環境軽減(Degraded Visual Environment Mitigation, DVE-M)プログラムに関する、EH-60Lヘリコプターを用いた飛行試験の成果報告書です。 発行:Aviation Development Directorate, Ames Research Center 2016年12月 アクセス回数:1,249 航空事故回顧-UH-60Aにおける不具合発生時の不適切な対応 UH-60AがNVG(night vision goggle, 暗視眼鏡)を使用しながら、ホット・リフュエル実施場所へのタクシー移動を実施中、No.2エンジン・オイル圧力注意灯が点灯した。副操縦士が約26ノットまで機体の速度を減じたところ、メイン・ローター […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Combat Readiness Center 2020年05月 アクセス回数:2,649 近未来陸自装備 V-280バロー 軽量・高性能ティルトローター 画像:https://www.amazon.co.jp/ 2020年6月24日発売のJ Ground EXに、Aviation Assets管理人が執筆した「近未来陸自装備 V-280 バロー軽量・高性能ティルトローター」が掲載されました。「陸上自衛隊のU […] 発行:Aviation Assets, 26 June 2020 アクセス回数:2,471 飛行中のエンジン故障:どう対応すべきか? 非戦闘任務を遂行中のヘリコプターにおいて最近発生した2件の死亡事故には、いくつかの共通点が見られた。そのうちのひとつは、予防着陸ができないような緊急事態ではなかったということであった。これから述べるとおり、どちらのパイロットたちも、緊急操作手順を適切に行え […] 出典:Risk Management, U.S. Army Combat Readiness Center 2020年05月 アクセス回数:2,075 航空事故回顧-AH-64Dの照明弾射撃中の地面への接触 対地高度60フィートのホバリング状態で2.75インチロケット照明弾を射撃中、テール・ホイールが地面に接触し、機体が右にヨーイングおよびローリングして、胴体が地面に接触した。地面との接触により、テール・ホイール、テール・ブーム、右ウイングおよび30㎜ガン・タ […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Combat Readiness Center 2020年04月 アクセス回数:2,836 現行機種と将来機種のバランス 航空計画管理室は、陸軍の大規模戦闘作戦およびマルチドメイン作戦への対応に必要な新たな能力を構築しつつ、現行機種の即応性および妥当性を維持している。そのためには、航空企業全体との調整を図り、現行機種と将来機種の間の投資バランスを適切に保つ必要がある。この取り […] 出典:ARMY AVIATION, Army Aviation Association of America 2020年04月 アクセス回数:2,574 « 前へ 1 … 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 … 28 次へ »