FLIGHTFAX 米陸軍戦闘即応センター(U.S. Army Combat Readiness Center)が発行している、航空安全に関するオンライン雑誌です。各号の記事の中から選んだ記事を翻訳しています。 航空事故回顧-AH-64Dの地上旋転 エンジン始動中、メイン・ローター・ブレードが近傍に駐機していたAH-64Dのメイン・ローター・システムに接触した。地上運転を行っていた方の機体は、テール・ブームが大破し、2枚のメイン・ローター・ブレードが損壊した。また、駐機していた機体にも損傷が生じた。ま […] 出典:FLIGHTFAX, No.74 Februaryr 2019, U.S. Army Combat Readiness Center 2019年02月 アクセス回数:5,234 コックピット内での対立 それは、3年ほど前、韓国のキャンプ・ハンフリーズでのことでした。当時、レディネス・レベル1に到達したばかりの新人パイロットだった私は、あるベテランの機長と一緒に飛行していました。試験飛行操縦士として15年以上の経験を持つその機長は、偉大な教育者である反面、 […] 出典:Risk Management, U.S. Army Combat Readiness Center 2019年02月 アクセス回数:5,173 マルチドメイン作戦の時代におけるチヌークとブラック・ホークの近代化 アラスカ州フォート・ウエインライトにおいて、第16戦闘航空旅団B/1-52全般支援航空大隊に配属されたCH-47から卸下された新型の地上機動車両 アメリカ陸軍の輸送・多用途機は、テロとのグローバル戦争を遂行している間においても、近代化が進められてきた。その […] 出典:ARMY AVIATION, Army Aviation Association of America 2019年02月 アクセス回数:4,860 TC 3-04.10 Aviation Life Support Maintenance 米陸軍の航空救命装備の整備に関する教範です。 発行:Headquarters Department of the Army 2019年01月 アクセス回数:2,333 FODとは何か? 飛行前、飛行後、その他の整備作業などの最中に、機体や車体の中で、あってはならないものを発見したことがありますか?それは、靴に挟まっていた小石かもしれないし、整備作業中に使ったボルト類かも知れないし、それ以外の異物かも知れません。これらの異物は、装備品を損傷 […] 出典:Risk Management, U.S. Army Combat Readiness Center 2019年01月 アクセス回数:10,705 国際航空宇宙展2018東京に行ってきました 2018年11月30日、国際航空宇宙展に行ってきました。 今回の主な目的は、「ドリーム・マシーン」の売り込みでした。本当は、2016年には設けられていたオフィシャル・グッズの売店などで本の販売ができればと思い、お願いをしたのですが、実現できませんでした。こ […] 発行:Aviation Assets アクセス回数:1,903 情報処理技術者試験(ITパスポート)に合格しました 自衛隊を退職するにあたって、「何か資格を持っておいた方がいいかな」と思って受けたのが、この試験です。「パソコンに関する資格」と思っていたら、さにあらず。企業経営などに関するストラテジ系、開発プロジェクトなどに関するマネジメント系など、パソコンなどに関するテ […] 発行:Aviation Assets アクセス回数:832 航空事故回願:HH-60Mにおけるホイスト・ケーブルの切断 NVGを使用したホイスト訓練を実施中、格付けを有しないホイスト操作員が、ホイスト・ケーブルに大きな揺れが生じているにも関わらず、ホイスト・ケーブルを巻き上げながら、高度の上昇を要求してしまった。 ケーブルが機体の主降着装置前方部分に接触して切断され、懸吊さ […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Combat Readiness Center 2019年01月 アクセス回数:3,682 自信過剰に起因するブレード接触事故 パイロット、特にヘリコプターのパイロットは、自分たちがうぬぼれに陥りやすい人種であることを認識する必要があります。命に従い、危険かつ複雑な任務を完遂しなければならないパイロットにA型性格(競争的でいつも急いでおり、怒りやすく攻撃的で過剰に活動的な性格)の者 […] 出典:Risk Management, U.S. Army Combat Readiness Center 2019年01月 アクセス回数:4,926 テクニカルトーク:鋼の水素ぜい化 鋼には多くの種類があり、一般的には、その用途に応じて、最も適合した種類の鋼が用いられる。鋼の持つ特性は、その種類によって異なり、ある特定の用途に適合したり、適合しなかったりするのである。ヘリコプターの設計においては、数種類の高張力炭素鋼の中から、その特性に […] 出典:ARMY AVIATION, Army Aviation Association of America 2019年01月 アクセス回数:3,152 TRADOC Pamphlet 525-3-1 The U.S. Army in Multi-Domain Operations 2028 米陸軍のマルチドメイン作戦に関する資料です。 発行:TRADOC 2018年12月 アクセス回数:3,564 H-47(チヌーク)シリーズの過去5年間の航空事故発生状況(2014~18年度) ドイツの第7方面軍統合多国籍即応センター・グラーフェンヴェーア訓練地域において、第12戦闘航空旅団のCH-47チヌークの支援を受けながら、砲兵システム共同訓練の一環として、M777榴弾砲のスリング訓練を実施する第2騎兵連隊砲兵大隊射撃中隊所属の隊員たち 撮 […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Combat Readiness Center 2018年12月 アクセス回数:4,215 EAAツール社-陸軍機用特殊工具の供給源 メイン・ローター・ハブ・スピンドル・プーラー(P/N:SP-60-AA)は、固着したスピンドルを取り外す際に、ライナー、ピッチ・ホーン、およびスピンドル・ラグが損傷するのを防止する。 米陸軍は、テロとのグローバル戦争を開始して以降、ヘリコプターの補給整備基 […] 出典:ARMY AVIATION, Army Aviation Association of America 2018年12月 アクセス回数:3,506 垂直離着陸機と陸軍航空の将来 編集者注:本記事は、陸軍に関係する航空企業に影響を及ぼす現在および将来の問題点に関し、その議論を活性化するためのAAAA戦略計画委員会による連載記事の第1回目です。ご意見は、editor@quad-a.orgまでお寄せください。編集長 ジョー・ピサーノ […] 出典:ARMY AVIATION, Army Aviation Association of America 2018年12月 アクセス回数:5,420 2019年度陸軍航空の目標:地上移動中の事故の根絶 陸軍航空が過去3年間に記録した事故発生率は、歴史的に低いものとなった。ただし、ここ2ヵ年度間においては、地上移動中の事故の増加が顕著であった。幸いなことに、これらの事故により死亡者は発生していないが、機体および航空支援施設に重大な損害を生じさせてきた。20 […] 出典:Risk Management, U.S. Army Combat Readiness Center 2018年11月 アクセス回数:2,334 MIL-STD-3063 国防省の航空機の構造に関するMIL規格を記載した文書です。 本規格の適用範囲、用語の定義、一般的要求事項、細部要求事項などについて、記載されています。 発行:Department of Defense 2018年11月 アクセス回数:2,567 YS-11 国産旅客機を創った男たち(前間孝則 著) 「ドリーム・マシーン」を読んで頂けた読者の方から、「思い出した本がある」と紹介してくださったのが本書です。たしかに、YS-11を賛美するわけでもなく、非難するわけでもなく、関係者からのインタビューに基づた事実を淡々と述べたその内容は、確かに「ドリーム・マシ […] 発行:Aviation Assets アクセス回数:2,230 航空事故回顧-AH-64Dのワイヤーストライク あるAH-64Dの機長が周密攻撃の戦技訓練を実施中、機外の見張りを怠ってしまった。左肩越しに僚機の位置を確認しようとしていて、飛行経路上にある障害物を見落としてしまったのである。このため、ワイヤーに接触し、地面に激突した。機体は破壊され、搭乗員は軽傷を負っ […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Combat Readiness Center 2018年11月 アクセス回数:3,226 航空管制プロダクト・オフィス DASR(Digital Airport Surveillance Radar, デジタル空港監視レーダー) 航空管制(ATC)は、世界中での陸軍航空の活動で重要な役割を果たしつつ、その戦術装備品を改善し、その運用に関する教義の修正を続けてきた。航空管制シ […] 出典:ARMY AVIATION, Army Aviation Association of America 2018年11月 アクセス回数:5,020 NAVAIR 00‐80R‐14-1 NATOPS U.S. NAVY AIRCRAFT EMERGENCY RESCUE INFORMATION MANUAL 米海軍(海兵隊)の航空救難に難するマニュアルです。 発行:NAVAL AIR SYSTEMS COMMAND 2009年01月 アクセス回数:8,290 航空事故回顧-UH-60M FRIES(ファスト・ロープ潜入・離脱システム)を用いた訓練中の事故 UH-60Mによる昼間のファスト・ロープによる潜入訓練を実施中、地上戦闘員卸下後のファスト・ロープの切り離しが適切に行われなかった。このため、ファスト・ロープが地上の障害物に接触して跳ね返り、メイン・ローター・システムと絡み合った。この事故により、4名が負 […] 出典:FLIGHTFAX. Army Combat Readiness Center 2018年10月 アクセス回数:5,858 AH-64メイン・ローター・ストラップ・パックの改修 2年前にアパッチで発生したある死亡事故の原因は、調査の結果、メイン・ローター・ストラップ・パックのアウトボード・ナットのクラックであったことが判明した。そのクラックは、応力腐食割れにより生じたものであった。 この問題により、アパッチが飛行停止になることはな […] 出典:ARMY AVIATION, October 2018, Army Aviation Association of America 2018年10月 アクセス回数:4,758 AH-64の航空事故発生状況(2013~18年度) 2013年度から2018年6月までの約5年間(総飛行時間:1,033,833時間)にAH-64で発生したクラスA~C事故は、74件であった。そのうちの65件については、原因が特定または推定されている。9件については、原因不明または調査中である。 クラス別に […] 出典:Risk Management, U.S. Army Combat Readiness Center 2018年09月 アクセス回数:3,799 海兵隊とオスプレイ(北村 淳 編著) 沖縄に米海兵隊のV-22オスプレイが配備された2012年に出版された、「オスプレイの配備とアメリカ海兵隊が日本の防衛にとって『なぜ必要なのか』を考察」した本です。その結論は、「日本の水陸両用戦能力を維持するために米Ⅲ海兵遠征軍のオスプレイ運用は必要である」 […] 発行:Aviation Assets アクセス回数:4,008 テクニカルトーク:落雷の痕跡を探せ アメリカ海洋大気庁(National Oceanic & Atmospheric Administration, NOAA)の暴風雨研究所(National Severe Storms Laboratory)の予測によれば、全世界では常に2,00 […] 出典:ARMY AVIATION, Army Aviation Association of America 2018年08月 アクセス回数:3,907 « 前へ 1 … 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 … 28 次へ »