OTHERS その他の陸軍航空関連記事です。米海軍安全センター(Naval Safety Center)が発行しているオンライン雑誌であるAPPROACH(アプローチ)の記事についても、こちらに掲載しています。 AH-1の思い出 はじめに AH-1は、1965年に初飛行し、1967年にアメリカ陸軍に採用された攻撃ヘリコプターです。その設計は、当時既に装備化が進んでいた多用途ヘリコプターのUH-1をベースとし、エンジンや動力伝達などに共通の部品を使用するように行われました。射手と操縦 […] 出典:Aviation Assets 2024年05月 アクセス回数:2,274 タブレット使用の問題点について 各種情報の迅速な入手に対するニーズが高まるにつれ、コックピット内での電子機器の利用頻度が増大しています。飛行任務に関連するすべての情報をニーボードサイズのiPad Miniで閲覧できるのは、大変便利なことです。これらの機器のおかげで任務計画の立案や飛行任務 […] 出典:Risk Management, U.S. Army Combat Readiness Center 2024年05月 アクセス回数:1,263 OH-6の思い出 <<この記事は、JWings2020年6月号(イカロス出版)に「追想OH-6」という題名で掲載されたものです。>> はじめに OH-6は1963年に初飛行し、1965年にアメリカ陸軍に採用された観測ヘリコプターです。アメリカ陸軍への […] 出典:Aviation Assets 2024年05月 アクセス回数:2,967 見つけられなかった猫 軍用機にとって、FOD(foreign object damage, 異物による損傷)は重大な問題です。CH-47の場合は、5名の搭乗員全員によるFOD(foreign object debris, 異物)点検をすべての飛行前に行って、飛行の安全を確保する […] 出典:Risk Management, U.S. Army Combat Readiness Center 2024年04月 アクセス回数:873 航空事故回顧-CH-47Fの超低空減速訓練中の事故 当該CH-47Fは、単機での夜間練成訓練のため、所在する駐屯地から離陸した。ブリーフィングで承認されていたのは、DVE(degraded visual environment, 悪視程環境)を想定した進入、ピナクル・ランディング(狭隘な山頂、家屋の屋根等へ […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Combat Readiness Center 2024年04月 アクセス回数:709 礼節を捨て去れ ここでいう礼節とは、兵士が上官や経験豊富な兵士に尽くすべき礼儀のことです。残念なことに、それが危険状態発生の要因となる場合があります。それによって、経験の浅い兵士が飛行中に警告を発したり、正しい行いを要求したりするのをためらってしまう可能性があるからです。 […] 出典:Risk Management, U.S. Army Combat Readiness Center 2024年03月 アクセス回数:913 50年前の陸軍航空における女性兵士 軍隊に占める女性の割合は1972年には2%だったが、1992年には5倍以上の11%まで増加した。ただし、すべての軍種において同じように増加したわけではない。1992年の空軍の女性兵士は13%を占めていたのに対し、海兵隊の女性兵士の割合は5%程度に留まってい […] 出典:ARMY AVIATION, Army Aviation Association of America 2024年04月 アクセス回数:1,354 Aviation Assets 開設7周年を迎えて 令和6年4月8日をもって、Aviation Assets は、開設7周年を迎えました。この間の活動をご支援いただけたすべての皆様に感謝を申し上げます。 サイトの成果 令和5年度の投稿記事数は64件(令和4年度は68件)で、総記事数は618件となり […] 発行:Aviation Assets アクセス回数:676 航空不安全発生状況 53777(コックピット内での煙の発生) AH-64が実弾射撃を実施中、両搭乗員がコックピット内の煙に気づいた。ECSをオフにし、管制塔の東200メートルに予防着陸し、エンジンを緊急停止した。 53779(エンジン火災警報灯の点灯) 当該機(UH-60)は […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Combat Readiness Center 2024年03月 アクセス回数:547 事故に向かって突き進むな 陸軍パイロットは、常に厳しい要求にさらされ続ける職務です。急いでいる場合でも、状況を適切に把握し、それをコントロールできることが求められます。ごく通常の運航で私が経験した事例を紹介しましょう。 それは、CH-47の3機編隊の中の1機として、ジョージア州サバ […] 出典:Risk Management, U.S. Army Combat Readiness Center 2024年03月 アクセス回数:846 海上でのデュアルエンジン・ロールバック 過去18年間、私は飛行中にたくさんの事象を経験し、それを書き留めてきました。その中でも特に印象に残っているのは、ホノルルVOR(Very High Frequency Omni-Directional Range, 超短波全方向式無線標識)のすぐ南にあるア […] 出典:Risk Management, U.S. Army Combat Readiness Center 2015年11月 アクセス回数:3,034 UH-60のデュアル・エンジン・ロールバック UH-60にはDER(dual engine rollback, デュアル・エンジン・ロールバック, 両エンジンの非過渡的な回転数低下)という事象が発生することが知られていますが、誤解されている場合も多いようです。この記事では、この現象に関するこれまでの経 […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Combat Readiness Center 1999年05月 アクセス回数:4,133 新しい緊急時の対応要領の導入について アメリカ陸軍の操縦教官は、緊急時における搭乗員の対応要領に関する訓練および評価を、50年以上にわたって同じ方法で行い続けてきた。その訓練の中心は緊急操作手順を暗記し、迅速に実行することであった。そうして生まれ育ってきたのが今日の陸軍航空パイロットたちなので […] 出典:FLIGHTFAX Special Edition, U.S. Army Combat Readiness Center 2020年04月 アクセス回数:929 自分の能力にうぬぼれるな 正直に言って、私たちパイロット、特にヘリコプターのパイロットにはうぬぼれの強い者が多いです。パイロットにA型性格(訳者注:よく遊び、よく働き、競争的でエネルギッシュなタイプの人間。血液型とは関係がない)が多いのは周知の事実です。それは、要求される危険で複雑 […] 出典:Risk Management, U.S. Army Combat Readiness Center 2024年01月 アクセス回数:1,168 航空事故発生状況-AH-64Dテールローターの飛散 事故機は演習場内で3機編隊の2番機として訓練飛行を行っていた。訓練課目には、昼間編隊飛行、応急攻撃および紛争対処が計画されていた。 飛行の経過 2023年11月17日、編隊指揮官はR-COP(risk-common operating picture, リ […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Combat Readiness Center 2024年02月 アクセス回数:585 予想外の天候悪化 それは私が韓国で機長になったばかりのことでした。キャンプ・ハンフリーズで勤務していた私に与えられたのは、新米の中尉とともにキャンプ・ケーシーまで飛行する任務でした。飛行時間は4時間であり、任務終了後に1時間以上の飛行が可能なため、その時間を利用して患者後送 […] 出典:Risk Management, U.S. Army Combat Readiness Center 2024年02月 アクセス回数:928 航空事故発生状況-C-12U エンジン始動手順を実施中、No2プロペラが胴体のアビオニクス・ベイに衝突し、クラスAの損傷が生じた。 事故発生の経過 当該C-12Uの任務は、即応レベル (RL) の向上および訓練を目的とした飛行の実施であった。当該機は、事故発生当日の早い時間に、別の訓練 […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Combat Readiness Center 2024年02月 アクセス回数:886 ヘリコプターのローターウォッシュとアウトウォッシュ 2012 年、システム即応性部局(Systems Readiness Directorate)の前身である航空設計部局(Aviation Engineering Directorate)は、アメリカ陸軍の駐屯地であるフォート・ カーソンから空力工学に関する […] 出典:ARMY AVIATION, Army Aviation Association of America 2024年01月 アクセス回数:1,637 「イーグル・クロー作戦」を翻訳・出版しました 2024年2月15日(予定)、在イラン・アメリカ大使館からの人質救出作戦に関する歴史書である「イーグル・クロー」作戦を翻訳・出版しました。 この経験を今後に活かすため、その経緯などをまとめておきたいと思います。 原書との出会い 2021年8月30日、202 […] アクセス回数:719 オーバートレーニングになってはいないか? この夏に行われた陸軍航空安全教育デー(safety stand-down day)での意見の中に、大規模戦闘作戦(large-scale combat operations)と訓練の両立に関する問題を指摘する声があった。この2つを同時に行おうとすると、必要 […] 出典:Risk Management, U.S. Army Combat Readiness Center 2023年12月 アクセス回数:894 書籍紹介:イーグル・クロー作戦 ―拉致問題解決のために知るべき事実―人質救出作戦によって示されたアメリカ人の決意と覚悟 1979年、イラン革命の混乱の中、熱狂的な革命主義者たちがテヘランのアメリカ大使館を占拠して53人のアメリカ人を人質にした。交渉に行き詰まったカーター大統領は、創設され […] 出典:Operation Eagle Claw 1980, Osprey Publishing 2024年02月 アクセス回数:1,018 航空事故発生状況-AH-64EによるNOE飛行中のCFIT 2機編隊でNOE(Nap of the Earth, ほふく飛行)を行っていたAH64-Eアパッチの2番機が、CFIT(Controlled Flight into Terrain, 操縦可能状態での地表へ墜落)により樹木に衝突した。搭乗員に負傷はなかった […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Combat Readiness Center 2023年12月 アクセス回数:686 FVL(Future Vertical Lift, 将来型垂直離着陸機)開発におけるモデルの活用 航空機の開発において、機体設計の安全性、効率性および有効性を確保するためには、モデルの存在が欠かせません。 モデルは、航空機開発の初期構想や設計から試験、検証、継続的な改善に至るまでのさまざまなプロセスにおいて重要な役割を果たしています。計算M&S […] 出典:ARMY AVIATION, Army Aviation Association of America 2023年12月 アクセス回数:840 ゴー・アラウンドのコールには従え! 操縦課程を卒業した私が最初に配属されたのは、カリフォルニア州フォートアーウィンにあるUH-72ラコタを装備する部隊でした。ある夜のこと、私は中隊の教官操縦士と2名の搭乗員とともに、NVG訓練飛行を行っていました。コロラド州ジプサムにある陸軍航空高高度訓練場 […] 出典:Risk Management, U.S. Army Combat Readiness Center 2023年12月 アクセス回数:883 教えることの重要性 当時、18歳のフロリダ工科大学(FIT)学生だった私は、ある航空プログラムに参加していました。フロリダ州メルボルンのビーチで夏を過ごしたかった私は、高校卒業直後の7月にそのまま大学に入学していました。そして、手っ取り早く自家用操縦士免許を取得するため、その […] 出典:FLIGHTFAX, U.S. Army Combat Readiness Center 2023年11月 アクセス回数:466 « 前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 … 28 次へ »